中距離恋愛をしていた
当時知り合った彼は、大学は同じだったものの学部が違いました。それぞれの学部があるキャンパスは多少距離があり、私たちはそれぞれのキャンパスに近い場所に住んでいました。お互いの家は電車を乗り継いで片道1時間半くらいの距離にあります。
本来であれば、それぞれが交互にお互いの家に行くか、中間地点で待ち合わせて会うことが多くなるかと思いますが、私たちの場合はほぼ毎回、私が彼の家に会いにいっていました。彼が私の家に来てくれたのは、1年で2回ほどしかなかったと思います。
彼が来てくれない理由は?
自分からは会いに来てくれない彼。どうして?と聞いてみても彼はいつも「レポートや勉強で忙しい」と言い訳をします。
彼と同じ学部に所属している私の知り合いからも、普段の勉強が忙しいことは聞いていました。ただ、彼は毎日のようにサークル活動に顔を出し、終わったあともサークル仲間とファミレスで長時間過ごしているようなのです。さらに、授業のない日はパチンコやゲームセンターに頻繁に通っていて……。正直なところ、学業が忙しいからといって時間を作れないようには見えません。
初めこそ私も「彼にも友だち付き合いがあるし」と耐えていましたが、「そもそも向こうから告白してきたのに、どうして私だけが時間やお金の負担をしなければいけないんだろう……」とだんだん彼への不満が大きくなっていきました。
不安が増して喧嘩ばかりに
それでも私は我慢を続けていましたが、徐々に「彼は本当に私のことが好きなのだろうか」と不安になってきてしまいました。その結果、私は会うたびに彼の愛情を試すような発言をするようになり、それを面倒そうに感じている彼にイラつき、悪循環が生まれてしまったのです。こうして、私たちは会っても喧嘩ばかりする仲になってしまいました。
そしてついに、私との付き合いが面倒になった彼から「別れよう」と告げられてしまいました。振られた直後はとても落ち込みましたが、今思い返すと、1年も付き合っていたのに1回も外でデートをしてくれなかった彼とは、別れて正解だったのかもしれません。
その後、私に新しく彼氏ができるとなぜか彼は復縁を迫ってきましたが、すでに彼に対する思いを断ち切っていた私はきっぱりとお断りしました。彼との交際と破局を経て、思いやりや愛が感じられる相手と付き合いたいと心から思いました。
著者/百田
イラスト/アゲちゃん
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