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「どうして私は女なの?」耐え難いほど生理がつらい。涙ながらに母へ訴えた過去

私は母親から「あんたは生理が早めにくるかもよ」とだいぶ前から言われていました。母の言う通り10歳で初潮がきた私ですが、まったく驚かなかったのを覚えています。最初は何も感じていなかったのですが、毎月「血を見ないといけない」というのがつらくなってきて……。

「どうして私は女なの?」耐え難いほど生理がつらい。涙ながらに母へ訴えた過去

 

頻繁に血を見ることがつらい

私はもともと血を見ることが少し苦手で、ケガをしないように気を付けていました。しかし、生理が始まると毎月嫌でも血を見なければいけません。体が成長する過程で仕方のないことと頭ではわかっているのですが、大量の経血を見ると小学生の私は不安で怖くなりました。

 

また、生理痛がひどく学校を早退することもあり、だんだんと生理に対してネガティブな感情を持つように。こんなことが毎月起こるなんて、当時の私には耐えがたいことでした。「どうして私は女の子なの」と泣きながら母につらさをぶつけたこともあります。

 

相談できる友だちがいなかった

当時はナプキンをじょうずに着けられないこと、肌が敏感でかぶれやすいのが悩みでした。毎月不快な気持ちで学校生活を送っていたのを覚えています。周りの友だちよりも早く生理がきたことで、悩みを相談できる友だちもおらず、ひとりで生理と向き合うのもつらかったです。まだ小学生だった私は、自分だけ違う体になったことにどこか孤独を感じていていました。

 

 

私の場合、10歳で初潮を迎えて周りよりも早く生理と向き合うことになり最初は憂うつでしたが、親から生理について事前に聞いていたことで心構えはできていたと思います。生理を知らないまま初潮を迎えていたらもっと不安だったと思うので、親に感謝しています。

 

著者/森野仁子
監修/助産師 松田玲子

 

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