眠れないほどのかゆさ
私は以前から生理中のムレやかゆみに悩んでいました。ひどいときには、デリケートゾーンがかゆくて夜に眠れなくなるほどです。大学生になり、ひとり暮らしを始めたころにナプキンの種類を変えたことで、少しだけ軽減しました。けれど、それでもムレやかゆみから完全に解放されたわけではありません。
そんなある日、またいつものように生理中にデリケートゾーンのかゆみを感じた私。「そろそろ生理も終わるはずだし、あと1日か2日くらい頑張って耐えよう」と思いました。しかしここでハッと気づいたのです。いつもかゆみを感じやすいのは、生理の終わりかけの時期だということに。
もしかして…?
私の場合、生理期間が終盤に差しかかると、経血が茶色くドロッとしたものになります。もしかしたら、この茶色くドロッとした経血がムレやかゆみの原因になっているのかもしれません。経血がうまくナプキンに吸収されず、アンダーヘアに付着しているのでは?と考えたからです。
そこで私は、試しに生理が始まる直前のタイミングで、アンダーヘアを短くカットしてみました。実は今まで、1度もアンダーヘアの処理をおこなったことがなかった私。実際にカットしてみるとアンダーヘアは思ったよりも長く、半分以上カットできることを知りました。
生理中のムレ・かゆみが大幅に軽減
アンダーヘアをカットしたところ、生理の終わりごろに経血がドロッとしたものになっても、ムレやかゆみはまったく起こらなくなりました。このことで、デリケートゾーンがかゆくなったりムレたりしていたのは、経血がアンダーヘアに付着していたことが原因だったと気づいたのです。
それから、生理が近づいてきたタイミングでアンダーヘアをカットする習慣をつけたところ、ごくまれにかゆみを感じることはあるものの、以前と比べて大幅にムレやかゆみが軽減したように感じました。
最近は、たまに生理前のアンダーヘアの処理を忘れることがあり、そのたびにムレやかゆみに襲われてしまいます。そのため、私にとってアンダーヘアの処理は非常に効果のある方法なのだと実感しました。私なりの生理中のムレ・かゆみ対策を見つけることができてよかったです。
※アンダーヘアの自己処理をする際は、埋没毛や色素沈着などの肌トラブルが起きる恐れがあるので注意しておこないましょう。
著者/百田
監修/助産師 松田玲子
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