無口な彼
私はミーハーな性格でドラマや音楽が大好き。一方で夫はドラマや音楽に興味がありません。
付き合っているころは、私がライブに行くときなどによく車で送ってくれていたのですが、音楽すらかかっていない車内ではいつも無言。もともと口数が多くないため、ほぼ私だけが喋っている状態でした。
そんな私たちは交際の末に結婚。結婚後、彼の驚きの一面を知ることになったのです。
嫉妬心
ある日、雑誌で大好きなミュージシャンの特集が組まれていたため、夫にその話をしました。話を聞いた夫がぼそっと「俺以外の人のことをかっこいいって言ってるといい気分がしない」と言ったのです。
さらに「付き合っているころは嫌われたくなくて言えなかったけど、俺は嫉妬心がすごくて、好きな俳優のことや漫画のヒロインの相手のことできゃあきゃあ言ってるのがすごく嫌だった」と堰を切ったように話し始めたのです。
私は、夫がそこまでやきもちやきだったことに衝撃を受け、今まで無神経に騒いでしまったことを反省しました。これまでは、そこら中に置いていたファングッズを専用の箱にしまい、部屋の中はすっかり落ち着いたインテリアに統一されました。
仲直りの合図
しかし、厄介なのがドラマを一緒に観ているときです。俳優を褒めただけで、夫は不機嫌になってしまいます。つい「本当にめんどくさい。そんなに顔に出さないで」と言ってしまったことがあり、数回喧嘩に発展しました。
ただ、言いたいことを言い合ったあとに、私がぼそっと「でもあなたが一番かっこいいさ!」と冗談っぽく笑顔で伝えたところ、それがきっかけで笑いが起きたので、やきもちが原因の喧嘩では、この言葉が仲直りの合図になりました。
結婚後に、夫から嫉妬心を打ち明けられたとき少し引いてしまいました。ただ、今ではそれも夫の面白い一面だと受け入れています。夫のいないところでミーハー心を爆発させて、きゃあきゃあ言っています。
私も片づけられない女と思われたくなくて、結婚前はそれを隠していたのでお互いさま。結婚生活では「お互いさま」の精神が一番大事だと思います。
著者/伊東理恵子
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