なぜかくしゃみが止まらない…!
50歳を目前に控えた4月ごろの話です。夜、パソコンに向かってリモートワークに励んでいると突然、鼻がムズムズしてくしゃみが出ました。1回で終わらず、2回、3回と続き、なかなか止まりません。それも思い切り出るくしゃみではなく、なかなか出ない、無理に出すようなくしゃみでした。
その日、昼間は暖かかったので、私はうっかりして夜になっても薄着のまま過ごしていました。そして、数日前から体にだるさを感じていたため「風邪でもひいたのかな」と思い、急いで厚手のセーターを着て、念のために風邪薬を飲みました。
診断結果は「寒暖差アレルギー」
翌日になると、くしゃみは止まりましたが、鼻詰まりがひどくなりました。鼻をかんでもかんでもスッキリせず、1日中ティッシュペーパーの箱が手放せない状態です。熱や喉の痛みなどはなかったので「これは風邪ではなく花粉症かもしれない」と思い、アレルギー外来を受診しました。
しかし、医師から告げられた病名は寒暖差アレルギー。寒暖差アレルギーは、季節の変わり目などに朝晩の気温差が大きくなると、自律神経の乱れによって引き起こされる病気だそうです。
大切なのは、日々の体調管理
医師からは、寒暖差アレルギーを予防するためには日々の体調管理が大切だと言われました。朝晩の気温が低いときは首元や手首、足首をガードして冷やさないこと、規則正しい生活をしてお風呂にゆっくり浸かること、毎日適度な運動をすることなどが効果的だそう。
私は長年、自宅でリモートワークをしていたので、明け方まで仕事をしたり昼近くまで起きられなかったりと、かなり不規則な生活を続けていました。仕事が忙しくなると入浴時間は短くなり、家にこもっているため常に運動不足です。
これまで無縁だった「季節の変わり目は体調を崩しやすい」という事実を、50歳目前にして初めて実感し、これまでの不規則な生活を反省しました。
まとめ
私は数年前に、帯状疱疹にかかったときも「これからは規則正しい生活を送って免疫力をアップしよう」と誓ったのですが、行動できず、今回の事態に……。今後も遅くまで仕事をしたり睡眠不足になったりすることはあると思いますが、今度こそ日々の体調管理をしっかりとおこない、できることから少しずつ改善していこうと思います。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/マキノ
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