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「無理しなくていい、悲しくてもいいんだ」少しだけ気持ちが軽くなったけれど #デブス女の修羅場 151

「デブス女の修羅場」第151話。婚活サイトで出会った夫と交際0日で結婚を決めたアラフォー女子、ぷよ子さんのマンガを紹介します。

ぷよ子さんは2022年5月に妊娠が判明。しかし9週目で稽留流産(けいりゅうりゅうざん)となり、数日後、悲しみのどん底で摘出手術を受けました。他の赤ちゃんを見て大号泣してしまったぷよ子さん。帰宅しても立ち直れず、記事のコメント欄で助けを求めると、多くの読者から温かい言葉が届きました。妻の心身を第一に考えて我慢していたという夫のZ夫さんとも悲しみを共有。自宅に設けた供養場所で、妊娠中の思い出を語り合い、自分たちだけの泣き笑いの供養を終えたのですが……。


数日後。ぷよ子さんは、おなかの子が欲しがっていた飲み物を買って自宅の供養場所に供えました。するとまた、苦しくなかったかな、ちゃんと産めなくてごめん、という自責の念で涙があふれます。

 

その夜、ぷよ子さんは1つの夢を見たのです。ずぶ濡れで歩いていると雨がやみ、青空にはきれいな虹がかかっていて、小さな女の子がぷよ子さんの手を笑って握るという内容でした。目覚めると、小さな手の感触まで残っていたのです。そのときは、「もう自分は大丈夫」と感じたのですが……。

 

子連れの家族を見てしまい……

#デブス女の修羅場 151

 

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このとき私はまだ自宅で療養中。夫が気分転換のためドライブに連れ出してくれました。しかし外出先で、幸せそうな親子連れを見てしまったのです。「自分にはもういない」と思うと、またも悲しみで心が張り裂けそうに。

 

立ち直れたと思った矢先にこれです。私は、あの家族が幸せであるように願って何とかやり過ごしました。夫はどうしているか尋ねると、「気持ちを切り替えるなんて無理。悲しくていい、その悲しみを受け止めるだけ」と言っていました。

 

悲しくてもいい、と言われて気持ちが軽くなった私。1週間後の検診でも取り乱すことはありませんでした。職場復帰も間近に迫り、小豆(わが子)が私たちのところに来てくれたことに感謝しながら毎日を大切に生きよう、と自然にそう思えたのです。

 

ところがその矢先……。私は突然、大出血してしまいました。

 

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外出先で親子連れを見て、またも悲しみで心が揺らぐぷよ子さん。当たり前の感情ですよね。むしろ、無理に切り替えなくていいというZ夫さんの言う通りではないでしょうか。術後の経過も順調のようで、やっと本当の意味で生きる気力を取り戻しつつあるようでよかったですね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターぷよ子

    低収入ブラックバイトで労働しているアラフォーのデブス女。最近妊娠し、不慣れな状況に戸惑いを隠せない。仕事の悩み、高齢妊娠の悩み、夫婦の気持ちを赤裸々に描いたブログを更新中。

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