「難しいと思うなぁ〜」一同あぜん…!周囲を凍りつかせるママ友の衝撃発言とは!? #悪気はありません 10
「悪気はありません」第10話。男の子2人の母・うさぽさんにとって唯一のママ友は、やさしく、明るい性格ですが、実はクセ者……。悪びれる様子なく、急に失礼な発言を繰り出し、うさぽさんを事あるごとに困惑の渦へと引きずり込むのです。
そんなクセの強いママ友の息子・トモくんとうさぽさんの長男は、サッカーの習い事仲間。トモくんは運動神経抜群な一方、うさぽさんの長男は走るのが得意ではなく、トモくんと自分を比較してしまいます。悔しがる長男に走り方スクールに通うことを提案すると、「行く!」と即答。後日、ママ友に「走り方スクールに通わせる予定なんだ」と話すと、ママ友は「プッ」と馬鹿にしたように笑い、取り繕うように「私は全力で応援するよ!」と言うのです。
それから数日後、うさぽさんの長男は走り方スクールに通い始めます。すると、スクールの会場には、なぜかあのママ友の姿が……。うさぽさんは恐怖を感じながら帰宅しますが、追い打ちをかけるようにママ友から電話があり、彼女は「トモも同じ走り方スクールに通わせることにした」と宣言するのです。
また後日、うさぽさんは憂うつな気持ちで長男のサッカーの練習に付き添いますが、そこで一緒になった別のママ友から「トモくんママから聞いたんだけど、長男くん、走り方スクールに行ってるんだね」と切り出されました。
プライベートな話題が言いふらされていることに戸惑ううさぽさんでしたが、「うちの息子も走り方スクールに通っていたの」というママ友の話に耳を傾けると……。
そういう意味じゃなくて…!
うさぽさんの長男が走り方スクールに通い始めたのは、苦手を克服し、サッカーに生かすため。それなのに「習ってもすぐに速くなるものじゃない」などと言われ、怒りがわき上がってしまったうさぽさん。
怒りを鎮めるためにトイレに立ち、「大丈夫。私はただ息子の思いに寄り添うだけ。息子が楽しく充実した時間を過ごしているなら、それでいいじゃない」と心を落ち着かせ、前向きな気持ちを取り戻したのでした。
確かに、習い事を始めたからといって、すぐに苦手を克服できるわけではないかもしれません。別のママ友の言うように「成長に合わせて」ということも大いに考えられますが、何よりも大事にすべきなのは「苦手を克服したい、上達したい」という子どもの気持ち。
ほかの家庭に口出しをしないのはもちろん、わが子に対しても上達を急かすことなく、本人のやる気を応援してあげることが大切なのではないでしょうか。
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