実母と弟嫁が“気まずさ”と“疲れ”を感じる帰省に…
弟家族の帰省が近づいたある日、実家へ遊びに行った私は母の表情が暗いことに気づきました。話を聞くと、弟嫁から“帰省中の娘の離乳食”に関する細かな指示があったそう。自分で用意したり、通販やネットスーパーを利用したりする考えはない弟嫁。私は「弟にフォローしてもらったら?」と提案しましたが、帰省の日が近いこともあり母は指示通りに準備を進めていました。
当日、孫との初対面に大喜びの両親。弟嫁は出産前にも何度か帰省したことがあったので、両親との関係は和やかな様子です。ただ、気がかりなのは離乳食……。
「離乳食作りは自分でする」と宣言した弟嫁。実家のキッチンに立つ弟嫁は周りを寄せつけないオーラを放っています。
私はそれとなく弟嫁に“離乳食へのこだわり”を聞いてみましたが、「1人目だから頑張りたい」とだけ言われ、それ以上深掘りできませんでした。私たち家族は初日と最終日に少し顔を出しただけですが、2泊3日の帰省が終わったあと、母が疲れ切っていたのは父も夫も感じるほど明らか。準備の細かな指示、手伝えず気まずいこと、どちらも母にとっては大きなストレスだったようです。
帰省を終え、私は弟に電話で「帰省の楽しさが増す付き合い方をお互い考えよう」と提案。弟は受け入れてくれ、実は弟嫁も疲れを感じていたと教えてくれました。母と弟嫁が直接話し合うのは気まずい部分もあるはず。私と弟が間に立てば、少しはスムーズに事が進むかもしれません。その後は、無添加のベビーフードやネットスーパーの情報などを、私や弟が弟嫁に共有するように。弟嫁や母になるべく負担がかからない帰省になるよう、義姉として手助けできることはしようと感じた出来事です。
先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
作画/Pappayappa
著者:平本かおり
9歳と6歳の2人姉妹の母。家族そろってディズニーが好きなため、“ディズニー旅行のための貯金”を頑張っている。近所の実家へ遊びに行くことが多く、娘たちはじーちゃん・ばーちゃんとガーデニングを楽しむのが定番。