「今日は意地悪されて嫌だった!」
そのお友だちは仲良し5人組の1人。お迎えのとき「今日は○○君(息子)に意地悪された」、「今日はケンカしたけれど謝ってくれなかった」など、息子がお友だちに対して嫌な思いをさせている内容を伝えてきました。
最初は「ごめんね」と言いつつ、子ども同士のよくあるケンカだろうと軽く考えていました。ところが、お迎えのたびに言われるため、私は息子が一方的にお友だちを傷つけているのではないかと不安になってきたのです。
言われた内容を息子に聞いても「何のことかわからない」と言います。担任の先生に相談したかったのですが、私がお友だちから声をかけられるのはお迎えのあとだっため、降園後のことまで先生を関わらせていいのか判断できず迷っていました。
しかし1カ月ほど続いたため、思い切って相談することに……。すると先生は「そんなことがあったんですか!」と驚いて、すぐに対応してくださいました。
後日、先生から「お友だちと話しました」と声をかけていただきました。
「実はほかのお母さんにも同じことをしていたみたいなのです。お母さんたちとおしゃべりしたいという気持ちから、大げさに話したり、嘘を言ったりしていたようでした」と先生。この回答をいただき、納得できました。
息子が、一方的にお友だちに嫌な思いをさせたわけではなかった点は一安心。お友だちへは先生から「相手の気持ちを考えて話そう」ということをお話ししたそうです。先生から「気になることはすぐ仰ってくださいね」と言われました。お友だちのためにも、何かあればすぐに先生へ伝えるべきだったと反省し、これからは迷わず相談しようと思っています。
著者:海原えめ/40代女性・会社員。2017年生まれの息子と2022年生まれの娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています