甥っ子が放った言葉にびっくりして…
義理の妹家族が正月にわが家へ来たときのこと。義妹には2人の息子がおり、このときは小学生でした。義妹の子どもたちは祖父母と久しぶりの再会。義両親はお年玉を準備し、全員で食卓を囲みました。和やかな雰囲気の食卓にて、いきなり!?と思うような言葉が……。
義妹の長男が、「早くお年玉よこせよ。じじい」と言ったのです。私はその態度に怒りが沸きましたが、義妹は軽くなだめるだけで言葉を訂正させませんでした。義父母も注意せず……。私の主人も義妹の夫もだんまり。
怒っているのは私だけ!?私ひとりが怒鳴り声を上げるわけにもいかず、誰もとがめる事はありませんでした。そして義父はそのままお年玉を渡していました。もしあれが自分の子だったら怒鳴りつけています。
夫と2人になってから、あのときどう思ったかを聞いてみましたが、「親が注意しないんだから仕方ないだろ」とのこと。「祖父母にそんな口の利き方をするものじゃない」と、自分の親を守る意味でも注意してほしかったです。
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暴言を吐くことでワガママが通ってしまうと、今後も同じようなことが繰り返されるかもしれません。気づいた誰かが注意することで、その子のためになることも。他人の子育てに口を出すのは難しいですが、うまく伝えられるといいですよね。
作画/秋やま花
著者:佐藤沙織
小学1年生と4年生の兄弟を育てる母。フルタイムで働きながら子育てに奮闘する。