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不調は更年期が理由とは限らない!?病気だったらと不安で50歳で人生初の人間ドックを受けた結果は

アラフィフの友だちとおしゃべりしていて、最近よく話題にのぼるのはやっぱり健康の話。病気で入院した人のうわさもチラホラあり、「この年になったら、きちんと検査を受けたほうが良いよね」という話になりがちです。私も更年期で体調が優れないのが気になっていたこともあり、思い切って50歳で人生初の人間ドックを受けてみました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師粒来 拓先生

日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
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費用は高額!1日コースで4万円以上

今まで受けていたのは、市から割引クーポンがもらえる乳がん検診と子宮頸がん検診のみ。人間ドックなどの精密検査は受けたことがありませんでした。でも50歳になってから、脂っこいものを食べるとすぐに胃もたれをするので、胃の調子が気になっていました。それにコレステロールや中性脂肪も気になり……。何より体調不良をすべて更年期のせいにしていたけれど、実は大きな病気が隠れていたらと思うと不安で、人間ドックを受ける決意をしました。

 

早速、予約をしようと思ったのですが、直近の予約はすでにいっぱい。春に電話したのに、受けられたのはその年の秋でした。私が受けたのは、1日人間ドック。45,100円のコースです。それにオプションのマンモグラフィー5,874円を追加しました(病院によって値段は違います)。夫の会社が配偶者補助として3割ほど負担してくれたので助かりましたが、結構高くつきました。

 

緊張の受診日!最難関はやっぱり胃カメラ

まず2日分の検便を持参して、少し緊張しながら朝8時に病院へ。そこで受付をして、検査着に着替えて人間ドックのスタートです。身体測定、血液検査、検尿、心電図、視力、聴力、バリウム検査または胃カメラ、エックス線、肺機能検査、超音波、婦人科検査。これを空いている順番に案内してもらうのですが、スタッフの手際が良く、待ち時間はあまり気になりませんでした。

 

それから昼食券をもらって、病院の食堂で昼食。朝食を抜いてきているのでおなかはペコペコ。検査はほぼ終わっていたので、緊張から解放されておいしくいただけました。午後はオプションのマンモグラフィーを残すのみ。マンモグラフィーは、何度か経験しているのでそんなに緊張しませんでした。

 

最難関は、やっぱり胃カメラでした。バリウム検査は市の健診で1度体験したことがあり本当に苦しかったので、今回は胃カメラにしました。苦しみを和らげる麻酔をしたので、思ったよりは苦しくなかったですが、異物が喉を通った感じがなかなか消えなくて、終わった後はしばらく気持ちが悪かったです。

 

 

見るのが怖い!?ドキドキの検査結果

人間ドックの検査結果のイメージ

 

2週間ほどで結果が郵送されてきました。ドキドキしながら封を開けてみると、気になっていたコレステロールや中性脂肪など、脂質検査の結果はすべて“基準値内”。脂っこいものを食べるとすぐに胃もたれをするので心配だった胃の検査も“異常なし”でした。

 

ただ、その中で少し高めだったのが血糖値です。基準値内だったとはいえ、今後は食生活に気を付けたいと思いました。また、視力がだいぶ下がっていたのが驚きでした。老眼は気になっていましたが、普通に視力も落ちていたなんて! きちんと測ってみないとわからないものですね。

 

全体として大きな病気が発見されたということもなく、とりあえずホッとしました。健康診断結果報告書と一緒に、検査の意味や疑われる病気がよくわかるガイドブックを同封してくれていたので、これからの生活の参考にしたいと思います。

 

まとめ

アラフィフになり、体調が優れないことがあると更年期のせいにしていましたが、「もしかして何か大きな病気が隠れているのでは?」とちょっと心配でした。でも今回、人間ドックを受けて病気が見つからず安心しました。

 

ただし、人間ドックは1回受けたらそれで終わりというわけではありません。特に50歳になった今、病気を予防することも大切です。お金はかかるし、受けるのは面倒ですが、血糖値やコレステロールなどの数値がわかり、生活を見直すきっかけにもなりました。そして、もちろん病気の早期発見にもつながるので、健康で長生きするために健診を積極的に受けていきたいと思います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

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著者:山川 結希子

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