喉が痛い!風邪かと思ったら鼻水が原因?
初めは「喉が痛いな」と思い、風邪のような症状を感じただけでした。しばらくは風邪薬を飲んでいたのですが、喉に鼻水が流れてくるので病院へ行ったところ、診察結果は「副鼻腔炎(ふくびくうえん:鼻腔周辺の副鼻腔に炎症が起こり、膿がたまる病気)が原因」ということでした。
喉に痛みを感じるのは、アレルギー性鼻炎によって後鼻漏(こうびろう:鼻から喉の奥に流れている鼻水)となり、それが原因でむせてしまったり、痰(たん)を詰まらせたりすることが理由だそうです。喉がイガイガしてつい喉に力を込めて痰を吐き出したり、咳(せき)の症状が出たりしたことで、喉に強い痛みが起きているようでした。
呼吸が浅くなり、めまいがすることも…
あまりにも痛みがひどく、喉が詰まったようになって息がしにくい状態が続いた日もありました。あのときは本当に苦しくて、めまいがするほど呼吸が浅くなっていたので大変な思いをしたのを覚えています。眠っても息苦しくてすぐに目が覚めてしまい、寝不足が続きました。あの数日間は本当にしんどかったです。病院で処方された薬を飲んで一時的に回復したような気になっても、すぐにつらくなるという繰り返しでした。
回復してきたときには反省することも
後鼻漏や副鼻腔炎を改善するには、日常生活でも気を付けることがたくさんありました。例えば、症状を強く感じたときには食事で脂っこいものや味の濃いものをよく食べていました。それが影響して症状がきつくなることもあると知ってからは、できるだけ食材の味を引き出すような料理を作るように意識しています。また、症状がきついと感じたらすぐに点鼻薬を使ったり、市販の鼻洗浄をするようになりました。寝不足や体調面も意識することで、健康的な生活になった気がします。
病院から処方された薬がなくなっても、市販の薬をいつも家に置いておくようにして症状が悪化しないよう気を付けています。喉の痛みから鼻の症状が原因だと知って、さらに日常生活や食事まで意識するようになるとは思ってもいませんでした。現在は健康面も意識しているせいか、喉の痛みも軽減しています。
まとめ
20代のころまでは特に健康などを意識したことはなかったのですが、30代になってからは生活習慣が大きく改善されています。喉や鼻の症状で大変な目にあったからというのもありますが、やはり健康の大切さを感じることができたのもよかったです。現在も健康を意識した生活は続いており、なんと体重も減ってしまうといううれしい結果もついてきました。きっとこれからも、年齢を重ねることでいろいろな症状を感じることがあるかもしれません。そんなときに困らないよう、しっかりと生活改善を続けたいと思います。
文/黒川涼音
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