わが家の家事分担
夫の仕事は多忙です。毎朝7時ごろに家を出て、帰ってくるのは夜の10時か11時ごろ。平日に仕事がある夫は、子どもが起きている時間にほとんど家にいないので、私は常にワンオペ状態です。子どもの面倒を見ながら、家事も同時並行で進めていかなくてはならないので、いつも目が回るほど忙しく、大変な思いをしていました。
そこで、ワンオペがつらいと夫に相談をした私。夫婦で話し合いを重ね、その結果、夫は仕事から帰ってきてから、いくつかの家事を担ってくれるようになりました。例えば、洗い終わった食洗機の中の食器を片付ける、乾燥機が終わった洗濯物を取り入れる、などです。
ある朝起きると…
そんなある日の朝、私が目を覚ますと、ちょうど夫が家を出ようとしているところでした。眠い目をこすりながら、「いってらっしゃい」と声をかけて夫を見送った私。するとそのあと……台所に行ってびっくり! 夫に頼んでおいたはずなのに、食洗機の中の食器が片付いておらず、食器が入ったままだったのです。
「もしかして」と思って洗濯機の中も見に行ったところ、案の定、洗濯物も入ったままでした。食洗器から食器を出すのも洗濯機から洗濯物を出すのも、前日の夜に夫がするはずだったのに……。
代わりにできるけれど…
もちろん、忙しくてできなかったのだろうと思いましたが、夫婦でしっかり話し合って決めた家事分担。ここで私が代わりに家事をやってしまうのは違うなと感じました。もし忙しく疲れているときは、何も言わずにそのままにしておくのではなく、相談をしてほしい。その時点で私が代わりにやることや、明日に残しておくことなど考えられます。
私は夫が何も言わず、そのままにしていたことにモヤッとしてしまったのです。そして、自分の担当である家事をやっていないことは、夫自身もよくわかっているのだろうと思いました。だからこそ、夫がやり残した家事はそのままにし、私はその1日を過ごしました。翌朝、しっかりと食器は片付けられ、洗濯物も畳まれていました。
今回のことで私から特別家事について夫に指摘することはありませんでしたが、夫なりに感じ取ったこともあるのでしょう。お互い忙しい中で協力し合うために家事分担を決めました。体調が悪かったり、忙しかったりとさまざまな理由で家事ができないこともあると思います。そういうときはないがしろにせず夫婦でどうするか相談することが大切であると、私は感じています。
著者/nanoka22
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