私は男の子3人を育てているママです。子育てにおいて、子どもたちに対する言葉遣いにはとても気を付けています。そんな私が実践する、子どもたちとのコミュニケーションを紹介します。
息子とのコミュニケーション
赤ちゃんは、ママのおなかにいるころから耳が発達していることを助産師さんに聞き、たくさんの話や音を聴かせることをすすめられました。しかし、妊娠中の私は、話題や言葉に悩み、なかなか胎教ができずにいました。
私が息子とコミュニケーションを取り始めたのは、1カ月健診がきっかけです。まわりのママたちが赤ちゃんに話しかけているところを見て、「コミュニケーションを取りたい!」と思いました。
ひとりごとのような会話
私が最初におこなったコミュニケーションは、「おはよう」「おやすみ」など、主にあいさつです。生後1カ月の息子はとくに反応もありません。外気浴に行くようになり、周囲の様子をひとりごとのように話しかけていくうちに、息子の反応を感じとれるようになりました。
私の声をしっかり聞いてくれていることを私自身が強く感じるようになり、言葉選びを心がけました。たとえば、「いい天気」を「天気がいいから気持ちいいね」と語り口調に変え、息子を見て話しましたよ。
息子が成長しても言葉選びは重要
成長した息子に対しても言葉選びは大切です。2歳ごろから息子は「なんで?」「どうして?」の質問攻めに。質問に答えるときは、息子にわかる言葉を使って理解できるようにすることを心がけます。
しかし、答える余裕がないときは、質問に対して「なんでだと思う?」と逆質問しちゃいます。それでも子どもなりの解釈を教えてくれるので、会話は続き、楽しくなりますよ。そのせいか、わが家の子どもたちはみんなおしゃべりになりました。
子どもの質問は大人にとって当たり前で、「なんでこんなこと聞くの?」と思うことばかり。でも、子どもとの会話を楽しむために言葉を選ぶことで、イライラも楽しい時間になるかもしれません。子どもとのコミュニケーションは楽しんだもの勝ちだと思っています。(TEXT:ママライター手塚みく)
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