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人気ジェンダーレスネームランキングTOP10!今男女の赤ちゃんに最も多く名付けられた名前は?

近年、赤ちゃんの名付けでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気! 特に一文字の名前や、自然にちなんだ漢字を用いた名付けが人気となっています。

今回は12月生まれの赤ちゃん7,320名の名前から、男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。

 

1位 楓(主なよみ:かえで)

2023年12月に最も多く名づけられていたジェンダーレスネームは、11月に続き「楓」でした! 楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんの名付けに人気です。

 

「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。

 

2位 蓮(主なよみ:れん)

2位には「蓮」がランクイン。2023年の男の子の名前ランキング1位に輝いており、特に男の子の名前として人気の名前です。

 

「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。

 

3位 凪(主なよみ:なぎ)

3位に入ったのは「凪」。2023年の男の子の名前ランキングでは8位、女の子は24位と、年間を通して人気のジェンダーレスネームです。


「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしいという想いが感じられます。

 

4位 凛(主なよみ:りん)

4位は「凛」。2023年女の子の名前ランキング2位だった「凛」。男の子の名前ランキングでは96位にランクインしており、かつては女の子の名前の印象がありましたが、今は男の子にも多く名付けられるようになってきています。

 

「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という親御さんの願いが感じられます。

 

(※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。

 

5位 陽葵(主なよみ:ひなた、はるき、ひまり)

5位は「陽葵」。同じ名前ですが男の子は「ひなた」・「はるき」、女の子は「ひまり」と主なよみに違いが見られました。2023年の年間名前ランキングでは、女の子に人気の名前1位に輝いています。

 

「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。

 

5位 翠(主なよみ:すい)

同率で5位にランクインしたのは「翠」。女の子の名前の年間ランキングでは、2020年は100位以下の圏外でしたが、2021年は55位、2022年は19位に大きく順位を上げ、今年なんと3位となりました。最近では男の子にもじわじわと人気が出てきています。

 

「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。

 

7位 碧(主なよみ:あお、あおい)

7位にランクインしたのは「碧」。男女ともに「あお」・「あおい」というよみで名付けられることが多いようです。

 

「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。

 

8位 紬(主なよみ:つむぎ)

8位には「紬」がランクイン。女の子の名前ランキングではここ数年上位にランクインしている「紬」ですが、最近は男の子にも多く名付けられています。

 

「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームの一つでもあります。

 

8位 葵(主なよみ:あおい)

同率で8位に「葵」がランクイン。5位の「陽葵」に続き、「葵」という漢字を用いた名前です。

 

「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせます。明るく元気に育つようにと、近年は男女ともに人気の漢字になっています。

 

10位 朝陽(主なよみ:あさひ)

10位に入ったのは「朝陽」。2023年男の子の年間名前ランキングでは10位にランクインしている「朝陽」ですが、女の子でもじわじわと人気が高まっています。

 

「太陽」の「陽」に「朝」を組み合わせることで、爽やかでやさしい陽射しを連想させます。また、新たなスタートや希望を感じさせる名前です。

 

10位 蒼空(主なよみ:そら)

同率で10位に入ったのは「蒼空」。2023年男の子の年間名前ランキングでは12位にランクインしており、「蒼」という漢字は男の子の年間漢字ランキング7位にも入っています。

 

「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。そこに「空」を組み合わせることで、陸と空の青さを重ねたような、雄大で美しい名前になっています。

 

10位 結月(主なよみ:ゆづき)

さらに同率で「結月」が10位にランクイン。月が美しく見える秋以降、「月」を用いた名前が人気になる傾向にあります。

 

「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。

 

10位 旭(主なよみ:あさひ)

続いて「旭」も同率で10位にランクイン。「朝陽」に続き「あさひ」とよむ名前がランクイン。

 

「旭」は「朝日」を指し、きらきらと輝いて明るい様子を表します。「運が開ける」という意味もあり、希望を感じさせる名前です。

 

12月生まれの赤ちゃんに人気だった「ジェンダーレスネーム」TO10のうち、8つが「一文字ネーム」という結果に。また、「楓」「葵」「陽」「空」「月」など、自然にちなんだ漢字が多く用いられているのも印象的でした。これからご出産予定の方は、参考にしてくださいね。


<調査概要>

調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方

調査期間:2023年12月1日(金)〜2023年12月25日(月)

調査件数:7,320件(男の子:3,751 件/女の子:3,569件)

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