わざと娘を怒らせる夫
歯磨きやトイレなど、寝る準備が整ったら子どもたちは私をベッドで待っています。私は夕食の片付けや洗濯など、残った家事をできるだけ早く済ませて子どもたちの元へ。するとベッドには、子どもたちだけでなく、夫も寝転がっています。
私が夫に「家事終わったから代わるよ」と言っても夫は寝たふりをします。夫専用のシングルベッドはちゃんとあるのに、動く気配はありません。私と一緒に寝ることを楽しみにしている子どもたちも、「パパ!ママと代わって!」と言いますが、夫は知らん顔。
娘に至っては怒りのあまり泣き出す始末です。ここまできてようやく夫は「ハイハイ。パパはあっちに行きますよ〜」と言って、シングルベッドに移動します。このルーティーンを夫は毎晩繰り返すのです。
寝室から強制退場
夫が歯磨きやトイレの呼びかけなど、子どもたちの寝る準備をやってくれるのはとても助かります。しかし、毎晩娘を泣かせてしまうルーティーンは許せません。
この夫のルーティーンが始まって2週間。我慢の限界がきた私は夫に「そのコミュニケーション間違ってるから止めて。そろそろ本気で娘からきらわれるよ」と忠告。
その翌日に私は、夕飯の片付けを済ませ、夫に「あとは洗濯物をよろしくね〜」と言いました。結果、洗濯物干し係に任命することに成功! 夫を強制的に寝室から退場させました。
私は、「あなたのルーティーンは、他の家族にとっては不快。まったくおもしろくない」と再度、夫に忠告。夫は茶番劇のつもりで悪気はなかったと言いました。その反省として、今後も夜の洗濯物干し係りを担当することを約束。私は子どもたちと、毎晩幸せな寝かしつけの時間を過ごすことができるようになりました。
著者:都 うめこ/30代女性/2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)