物語の主人公は、フミくんという夫をもつアヤさん。優しくて頼りがいがあって人当たりもよく、周囲にすこぶる評判のいい夫ですが、実は、彼は自分本位な正論を振りかざし、人を追い詰める人だったのです。
体調を崩して早退してきた夫に、明日は休むように伝えたアヤさん。夫は反論しましたが、アヤさんが正論で返すと、彼は返す言葉がなくなりました。「正論ならいいか…」と思う夫でしたが、なぜか心の中がモヤモヤしていることに気づき――。
心のモヤモヤに気づいた夫は変わるのか?
結局、翌日は会社を休み、病院へ行ったアヤさん夫妻。でも体調不良の原因はよくわかりませんでした。それでもまだ明日は会社へ行くという夫に、体調がよくなるまでは会社を休むように強く言うアヤさん。今までにないアヤさんの様子に、夫は観念した様子でしたが、心から納得しているのではない様子。アヤさんもそれを感じ取り、「(自分の気持ちは)伝わっていないな」と感じたのでした。
夫のことを心から心配し、涙ながらに訴えている言葉でも、夫はただ意見を押し付けられていると感じ、気持ちが伝わっていないことに落胆するアヤさん。せっかく勇気を出しているのに、夫婦としてさみしいことですね。あなたなら、どうやって夫にこの気持ちをわかってもらいますか?