第二子出産時は里帰り出産をしなかったため、産後のサポートの手段として「シルバー人材センター」を利用しました。これまで利用してきたベビーシッターやファミリーサポートのサービスとの違いなども含め、シルバー人材センターについてお伝えしたいと思います。
シルバー人材センターとはどんなもの?
私は第二子の出産後、両実家を頼れない状況だったため、産前にベビーシッター、ファミリーサポートなど、さまざまなサービスを申し込みました。そのひとつがシルバー人材センターです。
シルバー人材センターは、「高年齢者が働くことを通じて生きがいを得ると共に、 地域社会の活性化に貢献する組織 ※」で、シルバー世代の会員の方に、家事サービスや育児サービスなどのお仕事を依頼することができます。
※「全国シルバー人材センター事業協会」HP参照
そのほかのサービスと違うと感じたこと
シルバー人材センターのサービスは、まず依頼料金が安価だと感じました。私が利用したときは、ファミリーサポートと同等で1時間900円前後でした。
また、私が依頼した際に、シルバー人材センターの事務局から、メイン業務とサブ業務を明確にするように指示がありました。メイン業務が「家事」か「育児補助」かで、対応できる人材も変わってくるのだそうです。
ベビーシッター、ファミリーサポートも同様ですが、わが家の場合、シルバー人材センターのスタッフの方は、人柄もよく充実した対応をしてくださる方だと感じました。
わが家でお願いしたお仕事
わが家では、産後から産後半年くらいまで、1カ月に1~2回、1回2時間程度のお仕事をお願いしていました。
内容は、家事全般と2歳の上の子の話し相手をリクエスト。60代後半の女性が来てくださり、本当によくしていただきました。食事作り、お風呂そうじ、お部屋そうじなどをお願いしている間に、私は子どもたちとちょっと買い物に出かけたり、別室で横にならせてもらったりしたこともありました。
安価なので頼みやすいうえに、あばあちゃんっ子だった私にとって、シルバー世代の方と過ごすのはとても楽しいひとときでした。
スタッフの方が作ってくださったごはんは、いつも以上においしく感じたことを覚えています。「ちょっと休みたいけれど子どもと離れたくない」「託児は料金が気になる」という方にもおすすめのサービスです。(TEXT:ママライター東慶子)