筆者の実家は、電車と新幹線を乗り継いで7時間ほどの距離にあります。子どもが4人いるので、移動に要する時間や子どもの負担、まわりの人への迷惑を考えると、頻繁には帰省できません。そのため、2~3年に一度のペースで帰省しています。今回は、わが家が帰省するときに実践した、子連れでの長距離移動を乗り切る方法をご紹介します。
出発は早朝にする
わが家の子どもたちは、とにかく早起きで朝が強いほうです。そのことをうまく利用し、電車が空いている早朝6時台に出発し、移動するように心がけています。
夫も一緒に帰省できるときもあるのですが、仕事柄休みも少なく、私一人で子ども4人を連れて帰省するときもあり、まわりに迷惑がかからないよう、注意を払っています。時間にゆとりを持って出かけることで、気持ちも楽になり、移動中も楽しめることが多いですよ。
新幹線では好きな本で乗り切る!
新幹線では寝ている方もいるため、車内で2時間は静かにできるように準備が必要です。わが家の場合、新幹線に乗る直前に本屋に寄り、一人1冊、好きな本を購入しています。付録つきの本はおもちゃやシールが付いているので親子で楽しめますよ。
途中で飽きてしまったときの奥の手で、車内販売のアイスもおすすめです。車内販売のアイスはとてもかたくできているようで、服を汚すこともなく、時間をかけてゆっくりおいしく食べられました。それでも騒いでしまったらすぐに通路に移動しています。
やっぱり親族が頼りになる!
私一人で子ども4人を連れて帰省するときは、新幹線の降車駅で親族に迎えに来てもらっています。幸い両親が健在なので、実母が待っていてくれることが多いです。
「新幹線を降りたらばぁばがいるよ!」と、到着駅でなにかうれしいことが待っていると伝えると、子どもたちも「あと少し!」とがまんしながら座っていてくれます。さらに、電車に乗り換え、実家まで移動するのですが、実母がいるとやはり心強いです。
正直、実家が近いママ友がうらやましく感じることもあります。でも、実家に帰省するという当たり前のことが、子どもたちにとっては一大イベント。観光地に行くよりも、さらに楽しみにしてくれているのでうれしく思っています。帰省する際や長距離のお出かけをする際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。(TEXT:ママライター武山あゆみ)