妊娠前にマイホームを手に入れたわが家。キッチンに家具、電気製品など、新しくてキレイなものに囲まれると気持ちがいいものですよね。ところが子どもが生まれると、床はボコボコ、壁には落書きが……。今回は、わが子が生まれてから感じたマイホームのエピソードをお伝えします。
いつまでも新居の状態を保ちたい!
結婚するタイミングと同時に、夢のマイホームを手に入れたわが家。新しい生活を新居で始められるなんて、本当にぜいたくなことです。傷ひとつない床やピカピカの電気製品、新品のにおいが漂う家具……。
新しくてキレイなものに囲まれての生活は、本当に気持ちがいいもの。いつまでも新居の状態を保ちたいと思い、こまめにそうじをしたものです。ところが子どもが生まれると、そうはいきませんでした。
見ためのキレイさを保つのは難しい
わが子が歩き始めた1歳ごろ、おもちゃを手にしては落とすを繰り返していました。気が付けば床は傷付き、へこみもたくさん。修復のしようがありません。ただただショックを受けるだけです。
床用の保護マットを敷いておけばよかったと後悔しています。また、液晶テレビには手垢がたくさん、イスのクッションはシミだらけです。子どもが生まれると、見た目のキレイさを保つことは難しいと感じました。
傷や落書きも思い出として残る!
好奇心旺盛なわが子は、床や壁に絵を書こうとします。その都度、「お願いだからやめて!」と叫んでいました。水で消せるペンや壁に落書き専用コーナーを設けるなど、予防策をとればよかったとも今になって思います。
当時は落書きを消すことに必死でしたが、5年が経過した今、気付いたことがあります。それは落書きや傷も思い出として残るということです。今もなお残る、5年前の落書きを見ると当時を思い出してしみじみしますよ。
ずっと気付かなかった壁の落書きを5年ぶりに発見しました。当時に見つけていたら間違いなく消していたでしょう。今では消すのがもったいないと感じています。傷や落書きは、子どもと一緒に過ごしてきた勲章でもありますね。(TEXT:ママライター田中由惟)