娘は任せられない…
私と夫が餅つきを手伝っている間、親戚のおばさんが別の部屋で娘の面倒を見てくれることに。餅つきが一段落して、私が娘の様子を見に行くと……。
「はいどうぞ、お餅よ」「アーン」
と言って、おばさんが娘の口にひと口大のお餅を入れたのです!
「まだ食べられません!」と言って、すぐさま娘の口からお餅を取り除きました。「過保護すぎるわよ~」と言って笑うおばさん。もし私が見ていなかったら……と思うとゾッとします。
当時の娘は離乳食を始めたばかりでした。私は今回の一件とともに、娘には勝手に食べ物を与えないでほしいこと、そして今と昔では子育ての方法が違うことを、お互いの実家に再度伝えました。
また、あのおばさんとはあまり関わりたくないと夫には伝えています。
※子どもにお餅を食べさせても良い年齢の目安は3歳以降です。小さく切って食べやすい大きさにし、ひと口の量は無理なく食べられる量にしましょう。また、お茶や汁物などで喉を潤してから食べ、ゆっくりとよく噛んでから飲み込むようにしましょう。子どもがお餅を食べるときには大人が注意を払い、見守るようにしてください。
◇ ◇ ◇
子どもにお餅を食べさせるのはリスクが伴うもの。ましてや離乳食を始めたばかりのお子さんであれば、まだまだおっぱいや育児用ミルク以外の物を飲み込むこと自体、練習段階ですよね。おばさんの行動は、良かれと思ってのことだと思いますが、危なかったと言わざるを得ません。お餅を取り除くことができてよかったです。育児の知識や経験は人によって違うので、誰かに子どもをみてもらう場合は、注意してほしいことをあらかじめ伝えておくと安心ですね。
イラスト/まげよ
著者: 田村咲
高齢出産を経て0歳の女の子を育てる専業主婦。猫と刑事ドラマが好き。