両親を亡くしたつらい過去のあるヒカリさんですが、今は毎日幸せに暮らしていました。
歪んだ愛し方の夫…
ヒカリさんは、昔から思っていることをうまく言えず、相手に気を遣わせてしまう自分の性格がきらいでした。
ある日、リクの通う幼稚園で、年長組の役員決めのための保護者会が行われます。
そのことを当日の朝、晴彦に話すと、ヒカリさんに「できないことをやっても非効率」「そのままのヒカリで充分魅力的」などと言いました。
このときヒカリさんは、「晴彦は自分のために言ってくれている」と思っていました。
いざ保護者会に行くと、ヒカリさんは話しかけられてもうまく会話することができません。リクが年長になっても、世間話ができる人がいない自分に嫌気が差すヒカリさん。
そんなこともあり、晴彦のことを「こんな自分も受け入れてくれる夫」と思っていたのです。
だめな部分も受け入れることが、いい夫・いい妻ということもありますが、相手に「変わりたい」「こんな自分が嫌」という思いがあれば、変われるように応援したり見守ったりするのが理想ですよね。
しかし、ヒカリさんの夫婦の場合、心配している素振りをしながらもヒカリさんを否定するような発言をする晴彦は、少々威圧的ではないでしょうか。ヒカリさんには、自分の意思を強く持って「きらいな自分」を変えていけるようなきっかけがあることを祈ります。
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