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「レッスンをやめますと、おっしゃいました」ダンスの先生から衝撃のメールが #母の認知症介護日記 43

「母の認知症介護日記」第43話。アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

母・あーちゃんから、自分の部屋で使っているテレビが壊れたので、買い替えたいと言われたワフウフさん姉妹。通院帰りにランチをしてから、買いに行くことに。しかし、ランチを終えるころには疲れが見え始め、会話も記憶もめちゃくちゃに。さらに、「お金がない」としきりに訴え、家にあったウン十万円の現金の行方もわからなくなってしまいました……。

体力の低下と金銭的な理由から、大好きなダンスのレッスンをやめたいと言いだしたあーちゃん。しかし、ワフウフさん姉妹としては、良い刺激にもなるはずなので、続けてほしいと考えています。そこで、先生にも事情を話し、レッスンのペースを落として続けられるよう交渉しました。最終的にどうするのかは、あーちゃんにしばらく考えてもらってから決めることに。

 

ビックリ発言

#母の認知症介護日記 43

 

私も一緒に話していたことは忘れているようで、詳しく説明してもらえました。知ってますけど……。

 

※なーにゃんちゃん(姉)

 

#母の認知症介護日記 43

 

ん? なんか先生にお願いされたという話になっているような……?

 

#母の認知症介護日記 43

 

よかった! 続ける意思が本人にありそうだったので、早速先生にレッスンのお願いをしたのですが……。

 

 

#母の認知症介護日記 43

 

先生からはあーちゃんからダンスをやめると言われたと連絡が来ました。えぇ……!?

 

#母の認知症介護日記 43

 

どうやら、時間の感覚が狂ってしまっているようで、聞いているこちらも困惑……。

 

#母の認知症介護日記 43

 

続けると決めた後も、ところどころでやめる発言を繰り返しています……。

 

ダンスのレッスンを続けるのかどうか、病院の付き添いをしたときに改めてあーちゃんに確認したところ、続けようと思っていることがわかりました。そこで「1年に一度の発表会には出ず、週1回なら続けたいと言っているので、よろしくお願いします」と先生にメールをしたところ……。

 

「前回いらしたときに、本日を持ちましてレッスンをやめますとハッキリおっしゃいました」という返信が……! ええええ!? これには姉妹でビックリ。

 

おそらく、あーちゃんの中で時間の感覚が狂っていて、自分がおかしなタイミングでやめると言ってしまったのがわかっていないのだと思います。結局、なんとかレッスンは継続できることになり、ひと安心です。

 

--------------

すったもんだがあったものの、ダンスのレッスンを続けることに決まってよかったですね。週に1回でも、自分が大好きなことに熱中できる時間は良い刺激になるのではないでしょうか。ただ、体力の低下も目立つようになってきたので、そこは少し心配ですね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターワフウフ

    昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。 2023年4月、書籍「アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護」発売。

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