寒がりな長女
長女は痩せ形だからか、もともと寒がりで、冷え性でもあります。夜に布団へ入ると寒がる長女に、私は羽毛布団の購入を考え、ネットショップで探すことに。ネットショップでも羽毛布団の値段は高く、購入を迷いました。
しかし、そうしている間にも、長女は「寒い。暖かい布団が欲しい」と言っています。そんなとき、「訳あり羽毛布団3,300円」という、とても良い商品を見つけました。私は、夫に相談することにしたのですが……。
夫に相談したところ…
夫に、エアコンやヒーターをつけても長女が寒がるため、羽毛布団を購入しようと思っていることを伝えたました。
すると、大して物があるわけではないのに「これ以上、物を増やしてどうするの?」「羽毛布団なんて値段によるから」と否定的で、話し合いになりませんでした。
そのため、いったん夫に相談することを断念したのです。
なぜか敷きパッドを注文した夫
私は、そのまま夫と話すことはなく、寒がる長女に羽毛布団を購入しようと手続きを進め始めていました。ところが、途中で夫が話しかけてきて、「冬用の暖かい敷きパッドと、僕の持っている寝袋を布団の下に敷いて、上にも別の寝袋を広げて使うことにしよう」と言うのです。
長女の求めている物とはまったく違う物を注文したことに、私は驚きを隠せませんでした。なぜか敷きパッド2つと、長女、長男、次女みんなが使えるように寝袋3つを購入した夫。自分が出張で寝袋を使って暖かかったため、それで間に合うと考えたようです。しかも、値段は羽毛布団の3,300円を上回っていました……。
娘は「寝袋は冷たくて嫌だ」と言っていましたが、今回は、2つの寝袋を敷パッドの下に1枚、掛け布団の間に1枚追加したことによって、娘は暖かく過ごせるようになりました。
夫はこちらの意図することと違うことをしてしまうことが多々あります。今後、夫には、こちらの求めていることがどのようなことなのか、丁寧に伝えていこうと思います。
イラスト/ななぎ
著者:澤口紗枝
7歳女の子、5歳の男の子、1歳の女の子のママ。夫と子ども3人の5人暮らし。あったかで優しい家庭を作るのが目標。趣味は子どもとお出かけすること。