やたらと距離が近い見知らぬ子
ある日の休日、私は3歳の次男と公園に行きました。遊具で遊んでいると、同年齢くらいの見知らぬ男の子が次男のあとをついて回るようになり、自然とふたりで一緒に遊ぶように。
相手の子の母親とは最初に会釈をしたくらいで特に話すことはなく、それぞれの子どもを静かに見守っていました。
滑り台にて事件が起こった…
何度も遊んだことがある子ども用の滑り台の階段を、息子はひとりで上っていきました。階段を上る息子のすぐ後ろには、公園で出会った男の子が続いていたのですが……。
頂上で、息子がいざ脚を伸ばして滑ろうと膝を曲げた瞬間、後ろから男の子に背中を思いっきり押されてしまったのです。私はびっくりし過ぎて声も出ず……。滑るスペースに顔面から突っ込み大泣きする息子をすぐに助け出しました。幸い擦り傷程度だったのですが、けがはけがです。
非常識な相手の親…
怖い思いをしたであろう息子に、この親子はいつ謝ってくれるのだろうかと待っていたのですが……。母親は「押したらダメでしょ」と男の子に言うだけで、息子に謝罪する気配がありません。
子どもがやったことだから仕方がないと思ったのでしょうか。私は呆れてなにも言う気にもなれず、無言でその場を去りました。
いつもなら、公園ではじめて会った子と一緒に遊ぶのをやめさせることはありませんが、このときは相手の親のあまりの非常識さに、一緒に遊ばせていたことを後悔したほどでした。もし故意でなくても相手にけがをさせてしまったときは、絶対に謝罪しようと改めて思った出来事でした。
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イラスト/きりぷち
著者:鬼頭いちか
6歳と3歳の男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。