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「あ、あなたは…!」夫婦で引っ越しのあいさつへ⇒衝撃!目の前に現れた隣人は、まさかの人物だった…

私たち夫婦の新婚時代の話です。入籍を機に、私たちはお互いの職場の中間地点にアパートを借りました。引っ越しの翌日、ご近所にあいさつをしておこうと私たち夫婦は隣の部屋を訪ねることに。「こんにちは! 今度、隣に引っ越して来た〇〇です!って、え!?」と私たちの前に現れた隣人は何と……。

ただの知人ではなく…

私と夫の共通の知人女性でした。しかし、この女性はただの知り合いではなく、かつて夫に「アトピーが良くなるよ」と執拗にエステに勧誘した人物だったのです。当時、彼女と夫は同じ社会人サークルを通じて知り合い、そこで夫は勧誘を受けたのです。

 

私たちと女性は「まさかお隣さんになるとはびっくりだね」と当たり障りのない会話だけをしました。帰宅後、興味のないエステの勧誘を断るのに一苦労した過去がある夫は苦笑い。「適度なお付き合いをしようね」と夫婦で決めました。

 

産後の私を勧誘!?

意外なことに、女性から私たちに特にアクションはありませんでした。しかし、私が出産をして育休に入り、家にいる時間が増えたころ、女性から「出産祝いを渡したいから遊びに行っていいかな?」とSNSを通じて連絡が! 私は「子どもの体調が悪い」「予定がある」などと伝え、できるだけ会わないようにしました。

 

そして私は、「旅行のお土産を渡したいからそちらに伺うので、そのときにいただいてもいいかな。その後、予定があるから玄関で失礼します」と約束し、後日、女性宅を訪問。

 

そのときに女性から「エステの無料券があるから使ってね」と、出産祝いとともに渡されました。その後も何度か女性から連絡があり、エステの勧誘を受けましたが、「子どもの預け先がない!」と言って、私は断り続けたのでした。

 

 

女性からの勧誘は、夫の転勤で引っ越すまで定期的にありました。思い返せば、私と女性は、昔は友人関係だったと感じます。しかし、興味のないエステへの執拗な勧誘を受けたことで、もう友人とは思えなくなってしまっていました。

 

 

イラスト/森田家


著者:都 うめこ

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