正社員ではなくパートの仕事を探す
しかし、資格も持っておらず、5年間仕事をしていなかった私は「本当に働くことができるのだろうか」と、とても不安な気持ちでした。また、子どもたちの体調不良で突発的な休みを取ることができる職場を希望していましたし、数年内には、また夫の転勤があります。以上のことから、私は正社員ではなくパートの仕事を探すことに決めました。
家庭と両立しながらパートで働くも…
幸いにも、私はすぐに自分の希望する仕事に就くことができました。急な休みにも対応でき、先輩方も良い人ばかりで、とても良い職場環境です。家庭と両立しながらも楽しく働くことができ、仕事を始めて1年経ったある日のこと。私は夫から突然、「将来、子どもたちの学費が必要になったら、正社員で働いてもっと稼いでもらわないとね」と言われたのです。
夫の言葉にショック
その言葉に強くショックを受けた私は、「今の条件だと、すぐに正社員になれる仕事はなかなか難しいよ。そもそも、あなたの転勤で正社員だった企業を退職したの。そんなこと簡単に言わないで!」と激怒してしまいました。
すると夫は「ごめん。責めるつもりで言ったわけではなくて、ただ将来の話をしたかっただけ」と謝ってくれました。私も「家庭と両立して頑張っているパートの仕事を否定された気がした。少し早とちりしてごめん」と謝罪。
しかし、この夫とのやり取りで、私は心のどこかで、より「正社員としてもっとバリバリ働きたい」と思っているのではないかと考えるようになりました。
夫とのやり取りがなければ、私は現状に満足して過ごしていたでしょう。しかし今は、パートでスキルを積みながら、次の転勤先では同業の正社員でもいいのではないかと考えるようになりました。「夫の転勤のせいで」とネガティブにならず、前向きにチャレンジしていきたいと思います。
著者/都うめこ
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!