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雨の日に頭痛がする「天気痛」持ち。医師から薬物乱用頭痛の恐れを指摘されておこなったのは【体験談】

私は、雨の日や曇りの日に頭痛になる、いわゆる「気象病」や「天気痛」といわれる症状が昔からあります。病院で頭痛薬を処方してもらったときに教えてもらったのが「頭痛体操」。そして今、薬に頼らない生活を目指しています。その詳細についてお伝えします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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病院で知った「頭痛体操」

私は「天気痛」持ちです。「天気痛」とは、天気・気圧の変化で頭痛やめまいの症状が起こること。私は、Webライターという仕事柄、パソコンに向かうことが多く、肩凝りや首凝りに日常的に悩まされています。また、学生のころから偏頭痛持ち。特に天気が悪い日は、頭の片方が重く痛む鈍痛を感じていました。頭痛薬を飲むとラクになるので、そのころから飲んでいます。

 

ダイエット目的で漢方内科に行った際に、世間話が弾みました。天気が悪いと頭痛になる悩みを話したところ、ロキソニンを飲んでいるなら病院で処方してくれることを提案してくれました。ロキソプロフェン錠は10錠で110円ほど。普段、ロキソニンをドラッグストアで698円で購入しているため、市販よりも1/7の価格で買えたことになります。そのときに教えてもらったのが「頭痛体操」と「薬物乱用頭痛の恐れ」です。

 

「頭痛体操」の方法は簡単

ストレッチをする女性

 

「頭痛体操」の方法は、かなり簡単なものでした。

 

体は正面を向いたまま。両腕を真っすぐそろえて右の脇腹へ、次に左の脇腹へ。振り子運動のように左右に大きく振ります。ラジオ体操でも、腕を振り子のように振る似たような体操があったことを思い出します。大きく腕を振ったとき、ウエストもねじれる感覚です。右、左、右、左とリズミカルに2分くらい実践。両肩や肩甲骨も大きく動くのを感じます。この「肩や肩甲骨も動く」のが良いようで、2分間で体がほぐれたと感じるくらいになります。体温も上がるように感じ、ウエストも左右にねじれ、良いストレッチです。

 

立った状態ではもちろん、座ったままでもできます。運動不足のときのストレッチとして、仕事の休憩時間に取り入れやすいです。教えてもらってからは、疲れたと感じたときに、できるだけおこなうようにしました。

 

 

「薬物乱用頭痛」の恐れがある私?

薬物乱用のイメージ

 

頭痛薬を処方してもらったとき、漢方薬の「五苓散(ごれいさん)」も同時に処方してもらいました。五苓散は天気痛が起こりそうな前に飲んでおくように言われました。

 

そして、ロキソプロフェン錠は、医師としてあまりおすすめできないそうです。理由は、「薬物乱用頭痛」の恐れがあるから。

 

聞くと怖い「薬物乱用頭痛」頭が痛いときに鎮痛薬を1カ月に10日以上飲むことで頭痛が慢性的になってしまう症状とのことです。頭が痛くなくても、大切な会議などで頭痛になりたくない不安感から事前に飲んでしまう依存症状もあると聞きました。

 

学生時代から鎮痛薬を飲んできた私。カウンセリングで、「頭痛薬をずっと飲んでいます」と言ったことが気になったのでしょう。頭痛体操を教えてもらったのにも理由があり、できることなら今後は頭痛薬を飲まないよう、生活改善をしていかなくてはいけないという医師からのメッセージだったようです。

 

まとめ

「頭痛体操」を取り入れた結果、実はまだ劇的な変化はありません。仕事の合間のストレッチとして取り入れてリフレッシュしています。気持ち良い程度のストレッチ習慣なので、健康のために続けています。これまで頭痛があるたび飲んできたロキソニン、医師から診ると「薬物乱用頭痛」の恐れがあるようで、驚き、反省しました。

 

ロキソプロフェン錠を安く処方してもらったものの、そちらはあまり飲まずに、天候による頭痛が起こりそうなときは、事前に漢方薬の五苓散を飲む。そして、普段から頭痛体操を取り入れて頭痛になりにくい生活スタイルに変えていくことを心掛けたいと思います。アラフォーになると、健康は1日にしてならず。着実に努力していく必要がありそうです。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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著者:Kumiko3

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