義実家へ帰省、娘は初めての飛行機
長女が1歳になったころ、夫の地元へ帰省することになりました。義実家は遠方のため飛行機での移動です。
娘は初めての飛行機移動になるので、快適に過ごせるか、周囲の方へ迷惑をかけることがないか、事前にさまざまなことを想像して準備を進めました。
そして準備万全! 忘れ物もないことを何度も確認し、いざ出発です!
これは想定していなかった…
無事に搭乗し、2時間のフライトが始まりました。育児用ミルクも飲んだし、おむつも替えた! おもちゃや絵本もあるし、なんでも来い!というような心境の私。
さっそく、娘がお気に入りの光るおもちゃをつかみました。このおもちゃ、電源がありスイッチを入れると光るのですが、なぜか光らない……。いろいろと試しても光らず、おそらく電池切れ! ここまで順調に進んでいたのに、娘は泣いてしまいました。
一度泣き始めた娘は、他のおもちゃを見てもなかなか泣き止みません。夫とともにあやし、なんとか落ち着きましたが、ヒヤヒヤしました。着陸したあと、すぐに電池を買いに行ったのでした。
準備は万全だと思っていたのですが、まさか電池切れとは……。このときは娘が落ち着いてくれたのでよかったですが、その後の旅行の際には、事前におもちゃなどの電池を交換するということがリストとして追加されました。どんなときも、起こり得るピンチを想像して行動するべきだと思わされた出来事でした。
イラスト/ミロチ
著者:高山ななみ
10歳、8歳、5歳、3歳の4人の子どたちと夫との6人暮らし。医療系の資格を保有。医療の知識や子育ての経験をもとに、ライターとして活動中。