「イヤ~!!」朝から号泣する次男
わが家の2人の息子たちは現在別々の園に通っており、6歳の長男は保育園、3歳の次男はこども園でお世話になっています。毎朝一緒に車で家を出発し、次男をこども園に先に送って行きます。
次男はいまだに登園しぶりをするときがあり、先生や先に登園しているお友だちのいる教室の前で「イヤ~!!」と号泣することが……。このあと長男を保育園に送っていかなければいけないので、ずっと次男に構っている訳にもいきません。そのため私は先生に「お願いします!」と言い、泣いている次男を無理矢理引き渡すことが多いのですが……。
号泣する次男を見た長男は…
そのやりとりを見ている長男は、毎回「Aくん(弟の名前)かわいそう……」と言って涙を流すのです。最初私は「え~! なんでお兄ちゃんまで泣くの?」と驚愕。そのうえ長男は泣きながら、「また迎えにくるからね、頑張ろうね」とやさしく次男に声掛けまでするのです。
長男の言葉を聞いたとき、私自身が本来すべき次男を安心させるような声掛けができていなかったなと反省しました。と同時に、いつの間にか長男が「弟思いのやさしい兄」になっていたことをうれしく思いました。
普段は弟を怒ってばかりの兄ですが、号泣する弟を見て一緒になって泣いてしまう姿を見ると、やはり心の中では弟のことを大切に思っているんだなと感じます。兄弟仲良く、一緒に大きく成長してほしいと思います。
著者:鬼頭いちか/30代女性/2017年と2020年生まれの男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)