こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。赤ちゃんは離乳食で食べられる食べ物がじょじょに増えてきます。離乳食完了期くらいになり、食べ物の幅が広がると、「これは食べられるのかな?」と思うこともありますね。今日は、そんなときに参考にしてほしい6つのポイントを紹介します。
【ポイント1】油の多いもの
【食事例】
脂身の多い肉、炒め物、揚げ物など
【どうすれば食べられる?】
基本的に、離乳食期には頻繁に食べるものではないということを前提にして、脂身の多い肉は脂身を取り除いてから調理、炒め物は、油を少なくする。揚げ物は衣を取り外すなどするといいでしょう。
【ポイント2】塩分や糖分の多いもの
【食事例】
加工食品、インスタント食品、惣菜、外食など
【どうすれば食べられる?】
基本的に、離乳食期には頻繁に食べるものではないということを前提にして、湯冷ましなどで薄めるなどするといいでしょう。
【ポイント3】生もの
【食事例】
生卵、刺身など
【どうすれば食べられる?】
離乳食期には食べさせません。
【ポイント4】刺激があるもの
【食事例】
ニンニク、ショウガ、カラシ、唐辛子、ワサビなど
【どうすれば食べられる?】
離乳食期には食べさせません。
【ポイント5】つるつるしたもの
【食事例】
白玉団子、こんにゃく
【どうすれば食べられる?】
離乳食期には食べさせません。
【ポイント6】噛みちぎりにくいもの
【食事例】
もち、こんにゃく、するめ、ナッツ類
【どうすれば食べられる?】
離乳食期には食べさせません。
「これって食べられるのかな?」と悩んだときは、いったん立ち止まって「食べない」を選択するほうがいいかもしれません。今は食べられなくても、いずれ食べられるようになりますよ!
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。