夏に流行し、ニュースにもなった「手足口病」ですが、私は子どもを産むまでその病気自体を知りませんでした。しかし今年、保育園でもらってきた0歳の子どもの手足口病が親の私にも移ってしまいました。今日は、手足口病に感染して、どのような症状が出たのかお伝えします。
わが子の手足口病の症状
私の子どもは保育園に通っており、園内でも「手足口病が流行しています」とアナウンスが流れていました。数日後、子どもをお迎えに行くと、先生から「足の裏と手に発疹があるんです」と言われました。
もしかしたら熱が上がってくるかもしれないと言われましたが、とくに何ごともなく翌朝を迎えました。唯一の変化は発疹が増えていたことでした。熱やそのほかの症状もなく、機嫌も悪くありません。病院に行き、診察をしてもらったあと、登園届をもらうことができ、保育園にも通い続けることができました。
子どもから移った手足口病の症状
子どもが手足口病になった直後から私の手のひらにも発疹ができ始め、次第にかゆみが増していきました。その後は足の裏やひざ、最終的には口の中にも発疹ができました。
いちばんつらかったのは口内炎が大量にできて、つばを飲み込むのも痛かったことです。子どもより大人の私のほうが重症だったかもしれません。ごはんを食べるのもひと苦労で、元気なのにものすごく不快感がありました。
その後の手足口病の経過
医師によると、手足口病自体を治す薬はないそうです。とにかく自然に治るのを待つことがいちばんということでした。ただ、すぐにはよくならないで、一日中のどの痛みと手のかゆみがつきまとい、とてもつらかったことを覚えています。
口内炎を改善するためにドラッグストアの薬剤師さんと相談し、授乳のことも鑑みて塗り薬で対処することにしました。子どもでも、重症化すると水分が取れなくなって危険だそうなので、様子をよく見ながら過ごすといいと思います。
子どもの病気は重症化しやすいと聞きますが、今回は子どもよりも親のほうが重症化してしまいました。子どもが病気になった際には、予防できることは早めのうちから対策できるといいですね。(TEXT:ママライター今井さくら)