マンネリ打破!ブリの新レシピ
マンネリになりがちなブリ料理……。
ブリ好きでレパートリーを広げたいとお考えの方は必見ですよ。
今回挑戦したのは、テレビ朝日系の料理番組「おかずのクッキング(2022/1/15放送)」で、料理研究家・土井善晴さんが紹介した「ブリカツ」です。
揚げたブリを初めて食べたのですが、思わず家族や友人にレシピを送りつけたほどの美味しさでした!
さっそくご紹介します。
料理研究家・土井善晴さんの「ブリカツ」の作り方
材料(2〜3人分)
・ブリの切り身…2切れ(240g)
・醤油…大さじ1
・酒…大さじ1
・小麦粉、溶き卵、パン粉…各適量
・揚げ油…適量
・ブロッコリー…100g
・サラダ菜などの葉物野菜…適量
スーパーに並んでいたのが、小さめのブリだったので、私は240g程度になるよう4切れ使用しました。
ブリの切り身を選ぶ際は、皮の色をチェックしてみましょう。
ブリの皮が黒いと背中側なので、さっぱりとした旨みとプリッとした食感を楽しめます。
脂ののった柔らかい身がお好みの方は、お腹側にあたる白い皮のついたブリを選んでくださいね。
作り方①ブリとブロッコリーの下準備をする
ブリはひと口大に切って、骨を取り除きましょう。醤油と酒に漬けて、10分ほど置きます。
その間に、小房に分けたブロッコリーを茹でてください。
塩を適量(分量外)加え、お好みの固さになるまで2〜3分茹でたらザルに上げ、水気を切ります。
作り方②衣をつける
漬け込んでいたブリの汁気をペーパータオルなどで拭き、小麦粉→卵→パン粉の順に衣をつけましょう。
パン粉をつけたら軽く手で押さえて馴染ませると、上手に衣がつきます。
作り方③揚げる
フライパンに1cm深さまで油を入れて火にかけます。
菜箸の先から泡が出てくるくらいの「中温(油の温度が170℃前後の状態)」になったら、衣をつけたブリを入れましょう。
こんがりと揚がったら、野菜とともにお皿に盛りつけて完成です。
サクサク衣に包まれたブリの旨みに感動……!
ミニトマト(分量外)を追加したことで、謎のクリスマス感が出てしまいました。
フライドチキンや唐揚げに見えますが、「ブリカツ」ですよ。
脂ののった腹身を選んだためか、身がぎゅっと縮むこともなく、ふわふわ。
サクサクの衣としっとりやわらかいブリの食感のコントラストも、注目すべきポイントです。
揚げすぎはブリが固くなるので、余熱で火が通ることも考えた上で揚げ時間を調整してくださいね。
土井先生いわく、ケチャップやマヨネーズ、酢、酢チャップをつけて食べるのがおすすめだそう。
この世のレギュラー調味料のような顔をして、ケチャップやマヨネーズと肩を並べた「酢チャップ」。
うっかり見過ごすところでした。
これは酢とケチャップを混ぜたもので、ブリカツによく合うのだとか。
甘酸っぱいケチャップと脂ののったブリの旨みが、驚くほどマッチします。酸味と甘味のバランスが素晴らしく、私はかなり好みの味でした。“甘酢だれ”の味わいにちょっぴり近い!?
マヨネーズ(分量外)をつけると、コクがプラスされてもちろん絶品。この様子だと、タルタルソースもきっと合うでしょう……。
揚げ物をもっとライトに食べたいという方は、酢につけて食べてみてください。口の中がさっぱりして油っぽさが解消されますよ。
ディップソースを工夫するのも、楽しみの一つですね!
ブリカツは、エスニック風にもアレンジ可能。
レモン(分量外)を絞ってスイートチリソース(分量外)をディップして食べると、これまた絶品なんです。
ピリッと甘辛いスイートチリソースがこんなにもブリにマッチするとは、驚きの発見でした。
ブリを人間に例えると、よく言えば真面目、悪く言うと堅物というイメージだったのですが、ブリカツを食べてブリの新たな一面を発見した気持ちに!
休日に、普段真面目な同僚に出くわし、ちょっとイケイケな部分を見てしまったような気分(何の話や)。
「ブリカツ」レシピをぜひ試してみて!
土井善晴先生が紹介した「ブリカツ」レシピで、ブリをさらに美味しく味わうことができそうです。
天然ブリは、12月から3月の寒い時期に脂肪を蓄えて旬を迎えます。
ぜひ今回のレシピをお試しいただき、旬ならではのブリの甘みと旨みを堪能してくださいね!