急患センターに足を踏み入れると…?
ヨロヨロとした足取りでなんとかアパートの階段を下り、うみくんの車に乗り込むことに成功したにしこさん。うみくんの「じゃあ出発するよ」という声でにしこさんを乗せた車が走り出しますが、車の振動によって常におなかはズキズキと痛み、道路のデコボコで車が大きく跳ねたときには、思わず悲鳴をあげるほどの激痛に襲われてしまって……!?
※作中ではシートベルトを省略しています。
※方側→片側
その後、車の振動が伝わりにくい体勢をキープし続けることで、急患センターに着くまでの間、なんとか激痛に耐え抜いたにしこさん。車から降りて、うみくんに支えられながらノロノロと歩みを進めます。そして、ようやく急患センターに足を踏み入れると……なんと、そこには驚くほど大勢の人々が! 実はこのとき、コロナ禍真っ只中。検査を受けにきたであろう人々で待合室がごった返していたのです。
コロナ禍であったことに加え、この日は祝日で他の病院が開いていない状況でもあり、周辺地域に住んでいる人たちが、みんなこぞって急患センターにきたのかもしれませんね。今のにしこさんは歩くだけでもつらい状況のため、もちろん他の患者さんの緊急度にもよりますが、できるだけ早めに診察をしてもらって、痛みを和らげる処置をしてもらえるよう願うばかりです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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