今信号は何色?ぼやけて色がわからない
目が悪くなったと気付いたのは、日が落ちてから車を運転したときでした。40代も半ばを過ぎ「だんだん見にくくなってきたな……」と感じてはいました。辺りが少し暗くなり始めた夕暮れどき、ただでさえ見にくい時間帯だったこともあり、少し先にある信号機の青がぼやけて見えたのです。
アクセルを緩めながら進み、近付いた信号機の青が点灯していると認識できてから、慌ててもう一度アクセルを踏みました。地名を示す青い看板の文字も、画数が多いとぼやけて四角形に見えてしまいます。
目を凝らしているとそのうち見えてくるのですが、これではとっさの判断が遅れてしまい危険だと感じました。仕事柄、日常的にパソコンを見ています。家に帰ってからもWebライターの仕事をするときはパソコンを使用します。これが目が悪くなった原因だということは予想できました。
これも老化?見えにくくなったわけ
夜の運転を控えてはいたものの、まったく運転しないわけにもいかず、結局、眼鏡を買うことにしました。運転をするときに使用するため、「遠くを見やすい眼鏡」に重点をおいて視力を調整してほしいとお願いしましたが、「もう少し手元が見やすい度数のほうが良いのでは?」とお店の方から提案されました。
手元が見える眼鏡は、少し遠くが見づらくなります。目の焦点を合わせる機能が老化により鈍り、遠くを見たり近くを見たりの切り替えがしづらくなるため、このようなことが起こると教えていただきました。近くが見にくくなるのが老眼、と認識していたので、焦点を合わせる機能の衰えが老眼だということは知りませんでした。
運転が心配だからと、とにかく遠くがバッチリ見える度数で調整してもらい、フレームもお気に入りが見つかりすてきな眼鏡と出合えました。「無料でレンズをブルーライトカットにできますよ」と教えていただき、迷わずお願いすることにしました。
お気に入りで良く見える眼鏡ですが…
「ブルーライトカットはWebライターには必須!」。お気に入りの眼鏡でパソコンに向かう楽しさを思い浮かべつつ、受け取った眼鏡を掛けながら家路につきました。帰りの運転のしやすかったこと! 遠くまでバッチリ見え、信号の隣の青い看板の文字もくっきり見えます。見えることでこんなに安心できるとは思いませんでした。「眼鏡を作ってよかった~」。少々高い買い物になってしまいましたが、安心とお気に入りが手に入ったのでとても満足でした。
家に帰り、「そういえば、ブルーライトカットも試してみよう!」と思って眼鏡を掛けたままスマホを見てみると……。ぼやけて見えません。いつもなら、少し待てば見えるようになるのに、今日はなりません。そしてしばらく考えて「眼鏡のせいだ!」と気付きました。
お店の方に助言していただいたにもかかわらず、私が作った眼鏡は近くが見づらくなるものでした。せっかくブルーライトカットを入れてもらったのに「もしかしたらパソコンには使えない?」と気付き、笑ってしまいました。目を悪くする1番の原因であるパソコンから目を守るための眼鏡には使えません。パソコン用にもう一本別にブルーライトカット入りの眼鏡を作らなければ、視力の悪化は防げそうにありませんでした。
そしてこのとき、遠近両用眼鏡を必要とする老眼なのだと認めざるを得なくなりました。
まとめ
40代も半ばを過ぎ、老化は否めない年齢になりましたが、何もしないで老化するよりできる限り予防して体の不調は減らしたいもの。大切な目を守るため、もう一本お気に入りの眼鏡を増やそうと思います。いつまでも裸眼で新聞を読めるよう目をいたわろうと思います。
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著者:くらげ
23歳社会人、専門2年、高2の娘を持つシングルマザー。本業の他に収入を増やそうと始めたWEBライターだが、時間の使い方がつかめず悪戦苦闘している。【自由と安定】を求めて絶賛精進中。