完全母乳にこだわって育児をすると食事制限や乳腺炎など、授乳に関するおっぱいトラブルが発生することも。そんな時に自分だけで頑張っていませんか?ただでさえ眠れない育児中ですから、おっぱいだけでも便利グッズに頼って楽しちゃいましょう!
とってもツラい乳腺炎
出産準備も整って、「あと他に便利なものはないかしら?」と考えている妊婦さんにオススメしたいのが搾乳機です。出産後におこるトラブルのひとつに乳腺炎があります。乳腺炎になると、おっぱいがパンパンに腫れあがり激しい痛みを伴います。さらに悪化すると高熱がでるため、赤ちゃんのお世話どころではなくなってしまうのです。そのためママたちは、おっぱいが詰まりにくい食事をとったり、シコリができると自分の手で搾乳するなどしてトラブルを未然に防ぐ努力をしているのです。搾乳機があればアッという間にシコリを吸い出すことができ、授乳前に少し搾乳しておけば、新鮮なおっぱいを赤ちゃんにあげることができます。また母乳フリーザーパックに搾乳した母乳を保存しておけば、いざという時に哺乳瓶で母乳を与えることができるのです。
おすすめは電動タイプの搾乳機
すめです。お値段は1万円前後と、手動タイプより高くなります。しかし、手動は時間がかかるうえ、吸引力も電動にはかないません。それに、育児が始まると多くのママが「少しでも寝たい」と思うものです。そんなとき電動の搾乳機があれば短時間で搾乳できますよ。自分の自由時間を少しでも確保できれば、心にもゆとりが持てますよね。搾乳機を買うときは、哺乳瓶グッズやレンジで消毒できるグッズを揃えると便利です。哺乳瓶があるとフリーザーパックで凍らせた母乳を解凍するだけなので、パパに赤ちゃんを預けて用事を済ませることができますし、ママが病気になった時にも使えて便利です。また「自分も育児に参加したい」と思っているパパに聞くと、ミルクを与えた経験はずっと思い出に残るのだそうです!
安心便利なもので快適育児
出産を控えているママもおっぱいが詰まって痛い思いをしているママも、搾乳機の使用を検討してみませんか。安心して赤ちゃんのお世話をするためにも便利なものを使うことは大切です。もちろん、おっぱいをいたわるためのマッサージもお忘れなく!(TEXT:田中 リリー)