中学でつらい時期を過ごしたあと、高校に入って新しい大切な友だち・サクラちゃんと出会ったトモちゃん。サクラちゃんの家で過ごす時間は、トモちゃんにとって再び安心できる居場所になっていきました。
ところが、サクラちゃんママから夜ごはんに誘われたことをきっかけに、トモちゃんは過去に親友を失ったときと同じ恐怖がよみがえります。サクラちゃんの家まで押しかけ、昔と同じように「誘拐だー!」と騒ぐ母。しかし、サクラちゃんママは「どうぞ警察を呼んでください」と毅然と対応し、母の理不尽な言動から守ってくれたのです。
「私、友だちを失わなかった……」安堵するトモちゃん。やがて母から離れて自立し、友だちにも囲まれながら、自分の人生を歩んでいくようになって……。
親友だった友だちにまさかの再会!






















実家近くの公園で、トモちゃんは約10年ぶりにカノコちゃんと再会します。気まずさから謝ろうとするトモちゃんでしたが、カノコちゃんは「ママに会って」と、トモちゃんを実家へ連れて行きました。
緊張するトモちゃんに、カノコちゃんママは「あの日見捨ててごめんね」と涙ながらに謝罪。トモちゃんも、自分たち親子が迷惑をかけたことを謝り、長年抱えてきた思いを伝え合います。
さらにカノコちゃんも、中学で無視したことや、いじめられていたトモちゃんを助けられなかったことを謝ります。約10年ぶりに再会した2人は、昔の思い出を少しずつ話し、また会う約束をするのでした。
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過去に壊れてしまった関係は、時間がたっても簡単に元通りになるわけではありません。それでも、ずっと言えなかった「ごめんね」を伝え合えたことは、それぞれが抱えてきた後悔を少しずつほどく時間になったのではないでしょうか。
子どものころに起きた出来事は、当事者同士だけの問題に見えても、実際には大人の言動によって深く傷つけられていることがあります。だからこそ、子ども同士にすべてを背負わせず、周囲の大人が異変に気づき、適切な支援につなげる視点を持つことが大切です。
児童虐待を受けたと思われる子どもを発見した場合は、速やかに通告することが法律で定められています。「これは虐待かもしれない」と感じたときは、児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」などに相談・通告しましょう。匿名での相談・通告が可能で、通話料も無料です。
また、こども家庭庁が運用する「親子のための相談LINE」では、子育てや親子関係の悩みをLINEで相談することもできます。子どもの安全を、社会全体で守っていけるようにしたいですね。
尾持トモさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
尾持トモ
