初めての彼氏は…
私の初めての彼氏は、高校時代から仲良くしていた男友だちの1人で、彼にとっても私が初めての彼女でした。共通の趣味がある昔からの友だちの延長といった感じなので、特に気をつかわずお互いに自然体でいられます。
そんな仲なので、生理中でつらいときは彼に正直に話して、デート自体を延期するかお家デートに変更してもらっていました。
デートの日
ある冬のデートの日、起きたときからそろそろ生理がくる前兆の腰の重みがあり、頭痛もしました。しかしその日は、ずっと2人で楽しみにしていた映画を観に行くデートの予定。しかも、監督と俳優のトークショー付きの上映回だったので、少しの体調不良は気にしないで彼の迎えを待ちました。
いざデートに行くと、体調不良を忘れるほど楽しいことばかり。彼と映画の予想で白熱したり、コラボカフェのおいしいラテで温まったりするなど、ひと通り満喫してから映画館に入りました。
映画が始まると
映画館の席についたとき、ふとおなかに痛みを感じました。少し映画館の外で時間をつぶしていたこともあり、体が冷えたのでしょう。すぐに私はマフラーをひざ掛けにし手袋をはめて、冷えからくる痛みに備えました。
上映が始まりしばらくすると、何やら彼の手がもぞもぞ……。私のほうに近づいてくる彼の手に「えっ何?!」と思っていたところ、なんと私のおなかに手のひらをあてて、なでなでぽんぽんとやさしくさすってくれたのです!
彼は何も言わずにそっと、映画が終わるまで手のひらで温めてくれました。そんな彼のやさしい心づかいのおかげで、おなかの痛みは緩和されました。
彼は長年の付き合いだからこそ、私の異変に気づいてくれたのだと思います。言葉で言わなくても理解してくれる彼にキュンと胸がときめきました。私のおなかに添えられた彼の手を見て、「赤ちゃんができたらこうなのかな?」とちょっと彼との結婚を意識した出来事でした。
著者/新常 理勢
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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