初潮がきたことを父に報告すると…?
母が不在だったため、父にメールで「さっき生理がきたよ」と報告した私。年頃だったこともあり、父に報告するかどうか、どのような文面にするか、小学生ながらに葛藤したことを覚えています。
仕事から帰宅した父は、少し気まずそうにしながらも「おめでとう。お祝いだね」と言ってくれ、その後、父が買ってきてくれたお赤飯を2人で食べました。お赤飯を食べていると、なんとなく「大人になったんだな」という実感が湧いてきました。
翌日、母が帰宅して今度は3人でお祝いをすることに。それから長い年月が経ち、今では私も子どもを持つ母親に。あのとき、父と母から祝ってもらったことを思い出すと、「もうすぐ私も娘の初潮を祝うことになるのか」と、なんだか感慨深くなります。(つるちゃん さん)
まとめ
初潮を迎えた年頃の女の子としては「これからどうすればいいんだろう」という不安もありますし、まずは母親に相談していろいろと教えてもらいたいものですよね。一方、母親の代わりに報告を受けた父親の立場からすると、娘とどう接していいのか正解がわからず、少し戸惑ってしまうようです。
それでも、父親なりに「母親の代わりに何かできることを」と考え、娘をお祝いしてあげたことで、娘の中では心温まる出来事として記憶に残っているようですね。
イラスト/わかまつまい子
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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