義母がまさか!?
そしていよいよ出産。そのころ私の母は大病を患っていたため、出産の手伝いや産後の手伝いを頼める状況ではなく、義母に上の子たちのお世話を頼むことにしました。
無事に出産を終えて退院すると、お兄ちゃんたちは遠慮気味に私にすり寄り「ばあば、いつまでいるの?」とひと言。開口一番だったので、何かあるなとは思いましたが、気にしている間は特に何もなく、1週間ほど自宅に泊まって助けてもらいました。
そのときは本当に助かり、感謝の気持ちでいたのですが、義母が帰った日に長男が「お酒飲み始めると、いつものばあばじゃなくなるから……」と言い出し、悲しい気持ちになりました。普段はいい人なのですが、毎日お酒を記憶がなくなるほど飲む義母。詳細はわかりませんが、子どもたちにも暴言やわけのわからないことをしゃべり続けたのだと思います。
それ以来、子どもたちはばあばの家へ行くことも嫌がるようになりました。そのため、子どもを連れて義実家へ訪ねることが減ってしまいました。疑問に思った義母が夫に問いただすことがありました。なかなかハッキリと理由を説明できない夫に、しびれを切らした義母が私に連絡してきたのです。
子どもの様子を話したところ「そんなに記憶をなくすほど、あのときは飲んでいない。あの子が嘘をついている」と言われ「私は息子の言葉を信じます」と電話を切りました。口をきかないわけではありませんが、未だにギクシャクしています。
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子どものお世話をしてくれるのはうれしいですが、記憶をなくすほどお酒を飲みながらのお世話は想定外ですよね。義母との関係がギクシャクしないためにも、感謝の気持ちを伝えつつ、子どものお世話をするときの注意やして欲しくないことはパパに協力してもらい義母に伝えてもらうなどするとよいのかもしれませんね。
著者:鈴木涼子/40代女性・主婦。21歳、20歳、14歳の男の子を育てる母。専業主婦で趣味はコラージュ。
イラスト:まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています