気をつけていたはずが!
以前から、経血量が多い日にトイレの便座を汚してしまうことがあった私。そのたびに、トイレ用のシートで掃除をしきれいに拭き取っていたものの、この「汚してしまう問題」をなんとかしなければ……と思っていました。
そして、生理中に彼氏の家に遊びに行ったときのことです。その日は経血量の多い生理2日目。そのため、トイレを借りた際は注意をしながら使った……のですが、トイレから出る際に便座を見てみると経血汚れが!
慌ててトイレの掃除シートを借りて拭き取りましたが、便座カバーがついていなかったのが幸いでした。もし、カバーがついていて経血が染み込んでまったならば、なかなか落とせず、彼の家の物を汚してしまうことになってしまいます。便座を掃除シートできれいに拭き取り、汚れがついていないことを再度確認してトイレを出ました。
「生理だった?」
しかし後日、彼氏と会ったときに、「そういえば、この間生理だった?」と聞かれました。彼氏に特に生理中ということは話していなかったので、どうしてわかったのかと驚きました。
トイレにゴミは残していないし、便座はきれいに拭き取ったし……と思っていると、「便座の裏に経血汚れがついていた」と彼。私は彼の言葉にビックリしてしまいました。
私が帰ったあと、彼氏が便座を持ち上げた際に経血汚れに気づき、掃除をしてくれたようです。
彼氏は嫌みのつもりでとか、怒っているとかではなく、単に血の汚れに驚き、「生理の汚れかどうか」確認がしたかったようです。掃除したこともなんとも思っていないようでしたが、私は恥ずかしいやら申し訳ないやらで……。
それからは、彼氏の家で生理中にトイレを使うときには、便座の裏側も汚れていないかチェックしています。自宅では便器の裏側に汚れがついていることはなかったので、どうして裏側まで汚れてしまったのか……。どちらにしても、また同じ失敗はしないようにと思っています。
著者/うみの るな
イラスト/もふたむ
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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