どうしてやけどを!?
末っ子が生後6カ月のときのお話です。毎朝仕事に行く前は忙しくて子どもをしっかり見る余裕もなく、その日もいつも通り末っ子と年子の上の子2人は朝から機嫌が悪く泣いていました。3人の子どもたちをあやしながらごはんを作り、上の子にごはんを食べさせながら自分の身支度をするというドタバタの朝……。末っ子はその間おもちゃで遊んでいたのですが、しばらくすると大泣きし始めます。眠くて泣いているのだろうと思い、そのまま連れて車に乗り込み、保育園まで向かいました。車の中でも末っ子はずっと泣き続けていて、どうしたものかと心配でしたが、とりあえず保育園に預けることに。するとほどなくして保育園から「お子さんの手に水ぶくれがたくさんできていて、やけどをしています」と連絡が。どうしてやけどを!? と驚きましたが、私は末っ子が今朝ストーブの前で遊んでいたことを思い出しました。ストーブには柵をつけていましたが、柵の隙間から手を入れたのだと思います。
すぐに皮膚科に直行し、薬をもらって家に帰宅しました。生後6カ月でまだハイハイもしていないから、どうしても1歳過ぎの上の子ばかり気をつけて見ていましたが、動かない0歳児でも十分危険があるということを学んだ出来事です。
作画/森田家
著者:小林 敏子
3歳、7歳、8歳の3兄妹を育てる母。フルタイムで仕事をしながら子育て中。