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「LINEのチェックがあってね…」スマホを触らなくなった娘。娘を縛っていた小学生たちの驚愕のルールとは…

娘は小学校4年生からスマートフォンを持ち始めましたが、やがてクラスのLINEグループをめぐるトラブルに巻き込まれてしまいました……。

 

小学4年生でスマホを使い始めた娘

デジタルネイティブ世代の娘のクラスは、生徒の半数以上がスマホを所持しています。娘も4年生からスマホを持ち始め、毎日友だちと楽しそうにLINEしていました。

 

ある日を境に娘はスマホに触らなくなる

片時もスマホを離さなかった娘ですが、ある時期からパタリとスマホを見なくなったのです。娘に事情をたずねると、仲良しLINEグループがクラスのLINEグループに吸収され、お友だちとの会話ができなくなったと言うのです。

 

「じゃあ新しいグループをつくれば?」とアドバイスすると「いじめにつながるからダメ」とのこと。LINEグループ外しのいじめを恐れた生徒たちが、そもそも個別のLINEグループを作らないという決まりを作ったとのことでした。

 

 

生徒同士でLINEのチェックが入る

その決まりができてから、娘のLINE事情はどんどん物騒に……。生徒同士でLINEのチェックが入るようになり、ある生徒が個別グループを作ると、皆から責められる事態に発展したのです。しかし、人の自由を奪うのはおかしいと感じた娘は、友だちとLINEグループ派を結成。個別グループの「反対派」と「賛成派」で大論争が巻き起こりました。

 

結局、賛成派が個別LINEグループを作ったのをきっかけに、反対派の動きはなし崩し的に。勝手に他人のLINEをチェックすることもいけないと学んだようです。最終的に反対派も個別LINEグループを作るようになり、論争は落ち着きました。

 

 

娘のLINE事情を通して、小さな国家の政治活動を見ているような気分になりました。どちらの主張も、子どもの立場で考えるとわからないわけではありません。先生も事情を把握しつつ、子どもたちの成りゆきを見守っていたようで、生徒自身が答えを見つけて決着をつけたことに感心しながら見ていたそうです。デジタル世代の子育ての難しさを感じるとともに、子どもたちの頼もしさも感じた出来事でした。

 

著者:大野肉美/40代女性/2015年、2019年生まれの女の子のアラフォー母。育児の傍ら在宅ワークをおこなう。趣味はK-POPや音楽活動。日常生活のクスっと笑えるエピソードを読んだり聞いたりするのが大好き。モットーは「一日一笑」。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

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