上手に傘をさしていると思ったら…
その日はあいにくの雨。ですが、4歳になる息子はご機嫌で傘をさして歩いていました。傘も上手にさせるようになり、お兄ちゃんになってきたなと思っていたのですが……。
途中にある公園を通り抜け、義母の家に到着。玄関で靴を脱ぎ、息子の足を見てギョッとしました。白い靴下がまっ茶色になっていたのです。
一瞬、何が起きたのかわからず。どうやら、靴底に穴が空いていたようで……靴のなかも靴下も泥まみれになっていました。
義母もすぐ気づいてくれて、息子はそのままお風呂場へ。部屋を汚さずにすみましたが、とても焦りました。
その後、雨の日は必ず長靴を履かせるように。また、靴に穴が空いていないかも気をつけてみるようにしています。
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子どもの靴や洋服もそうですが、意外なところに穴ができていたり、汚れていたりしますよね。毎日いろんな冒険をしているんだなと思いつつ、成長を温かく見守りたいですね。
イラスト/森田家
著者:綾瀬 緑
夫婦共働きの一児の母。子どもが寝たあとにドラマを見るのが楽しみ。