トイレに行く時間がない
20代のときに、5年ほど郵便配達の仕事をしていた私。バイクで配達するのですが、1回外に出ると配達が終わるまで帰局することができず、出先の決まった場所にあるトイレを利用するという感じでした。
しかし、配達中は常に時間に追われている上、配達順路も決まっているので、トイレに行くために移動をすると、大きな時間のロスになってしまいます。そのため、経血量の多い2日目や3日目でも我慢をして、同じナプキンを何時間もつけて配達していました。
悩んでいたこと
そんな働き方をしていたため、経血量の多い2日目や3日目は経血漏れをしてしまうことがしばしば。仕事中はいつも夜用のナプキンを使用していましたが、帰局時には下着にまで漏れてしまっていることも多かったのです。
そこで、同僚の女性たちに生理中はどうしているのかを聞いてみることに。すると、大きなナプキンをつけて仕事をしている人、低用量ピルで調整している人、タンポンを使っている人と、みんな何かしらの対策をとっていることがわかりました。
そのうち1人から、「夜用の1番大きいナプキンなら漏れないと思うよ」とすすめてもらったので、私はさっそくドラッグストアへ買いに行くことに。それまでの私は生理用ナプキンにこだわりがなく、セールで安い物しか買っていなかったので、夜用の中でも特に大きいサイズがあることを知りませんでした。いつもは28cmほどの夜用のナプキンを使用しているのですが、薬局で探してみると1番大きな物は40cmもありました。
頼りになる夜用ナプキン
40cm近くある一番大きな夜用ナプキンを初めて見たときは、「こんなに大きなナプキンが存在していたのか!」と感動。仕事中につけてみたところ、おしりまでカバーしてくれたので漏らすこともなく、とても快適に過ごすことができました。
私は寝ているときも経血漏れを起こすことが多かったのですが、大きな夜用ナプキンを使用してからは一度も漏らさなくなったので、愛用のアイテムになりました。
経血量の多い日に、夜用の大きなナプキンはとても頼りになります。あのとき、大きなナプキンもあるのだと教えてくれた同僚には感謝しています。今後も経血量に合わせて生理用ナプキンを使い分けるなどして、仕事がある日も快適に過ごせるよう工夫していきたいです。
※同じナプキンを長時間使用し続けると、かゆみやムレ、かぶれの原因になります。2~3時間に1度はトイレに行き、ナプキンを交換するようにしましょう。
著者/堀川京香
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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