子どもの前で家族に暴力をふるうなどの行為が心理的な虐待につながることだと気づかされた亮太さんは、今一度自分のおこないも反省します。
離婚の実現にはさまざまなハードルが…
弁護士は、亮太さんに親権を取るための行動を淡々と説明していきます。
その中で、亮太さんがうつ病と診断されていることについても触れ、場合によっては慰謝料や養育費を十分に請求できると断言。
麻耶さんと離婚したいと思っている一方で、亮太さんは、本当に自分がそこまでのことを求めているのかがわからなくなってしまうのでした。
ただ家から出て行ってもらいたいだけの亮太さんにとって、麻耶さんから慰謝料や養育費まで請求するのは本意ではないようです。
家族写真を撮らなくなったことを寂しく思っている様子からも、亮太さんにはある程度麻耶さんへの情が残っているのかもしれませんね。
このまま自分の気持ちが定まらない状態で話が進んでいけば、離婚後に後悔する可能性もあります。
亮太さんには、まずしっかりと自分の気持ちに向き合い、本当に離婚に進むべきかをきちんと整理する時間が必要なのかもしれませんね。