そしてさっそく、弁護士に相談することにした亮太さんは……?
虐待は身体的なものだけではない
離婚に向けていよいよ本格的に動き始めることになった亮太さん。
弁護士は今亮太さんが置かれている状況を踏まえ、専門的な立場で「親権を取るのは不可能ではない。」と分析します。
その理由として、子どもが見ている前で家族に暴力をふるうことは、子どもへの心理的な虐待にあたると亮太さんに説明するのでした。
「子どもの前で夫婦喧嘩するのは良くないとわかっているのに、つい言い合いをしてしまった……」という家庭は少なくないのではないでしょうか?
できれば冷静に話し合えたら良いのですが、価値観や考え方が違うからこそときにはぶつかり、ヒートアップしてしまうこともあるでしょう。
仮に子どもの前で喧嘩をしてしまったときは、同じように子どもの前できちんと仲直りすることが大切。
お互いが非を認め、素直に謝る親の姿を見て、子どもはきっと自分の成長に代えてくれるはずだからです。
喧嘩は次の日に持ち越さない・相手の話に耳を傾けるなどパートナーとのルールもつくりながら、建設的に話し合えると良いですよね。