やめてほしいと言っても聞く耳をもたない義母
結婚と同時に、義両親との同居をスタートさせた私。覚悟はしていたつもりですが、生活スタイルから何からが全て違い、ストレスに耐える日々を送っています。ただ、自分のことならなんとか耐えられますが、子どものこととなるとそうもいきません。
というのも、義母はありがたいことに息子をかわいがってくれているのですが、懐いてもらいたいがために、甘いお菓子を毎日のようにまだ小さな息子に食べさせようとするのです。
私は小さいうちから、甘いお菓子をたくさん食べさせるのは反対ですし、虫歯も気になります。義母にはやんわりとあまりお菓子を子どもにあげないでほしいに伝えましたが、義母は「かわいそうじゃない。お菓子くらい食べたっていいじゃない」と、まったく聞く耳を持ってくれませんでした。
ちなみに、夫も小さい頃から甘いお菓子ばかりを食べていたようで、大人になった今は、虫歯治療の末、自前の歯が残り少ない状況。このままいくと、息子も夫と同じような口腔環境になるのでは…と不安で仕方ありません。
結局、義母に言っても聞く耳を持ってくれず、かといって夫から伝えてもらってもトラブルになることはわかっていたので、私は子どもに、「ばあばにお菓子をもらったときにどうするか」について言い聞かせることにしたのです。
その甲斐あって、現在、小学生になった息子は、義母がお菓子を与えても「お腹がいっぱいだから、後で食べるね、ありがとう」と言い、すぐには食べないようになりました。
作画/加藤みちか
著者:佐藤真子
8才の息子を育てる母です。結婚と同時に専業主婦となり同居が始まりました。