夫はあやかさんがいない間に会社の人たちを家に入れて飲み会を開いていました。そこで酔い潰れてしまった後輩・キノシタさんと、知らぬ間に眠り込んでしまったそう。
キノシタさんの真剣な訴えを信じたあやかさんは、念のため「嘘だった場合は慰謝料を支払う」と一筆書いてもらい、彼女には帰ってもらいました。
しかし、夫は弁明しなかったどころか、「疲れた。なんかパパッと作ってくんね?」と朝ごはんを要求。さらに夫は「俺は悪くない! そもそもお前が悪い!」と逆ギレ。あやかさんは、夫のこの言葉をきっかけにある決意を固めたのでした。
後悔しない?
あやかさんは離婚届を置いて、夫には何も告げず家を出ました。すぐに戻ってくるだろうとたかをくくっていた夫ですが、数日たってもあやかさんと娘が戻ってこないことに焦りを感じ始めました。
一方、実家に身を寄せたあやかさんは、母や兄、姉に支えられ、落ち着きを取り戻していきます。
しかし、冷静になって考えてみると、やはり気になるのは娘のこと。あやかさんを困らせる夫でも、娘にとっては、たったひとりの父親。そう考えると、本当に離婚していいのかわからなくなってしまったのでした。
◇ ◇ ◇
子どもにとっては、たったひとりの父親だからこそ、離婚という決断に迷いが生まれるのは自然なことではないでしょうか。しかし、夫婦関係を続けるかどうかは、子どもの気持ちだけでなく、自分自身が安心して暮らせるか、お互いに尊重し合える関係なのかも含めて考えることが大切です。家族の形に正解はひとつではありません。大きな決断に迷ったときは、周囲の力も借りながら気持ちを整理し、自分と子どもにとってより穏やかに暮らせる選択を考えていきたいですね。
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