外出中にご近所さんと遭遇した加害者・幸太郎くんのおばちゃん。挨拶をするとご近所さんから「誘拐未遂、ですってね…」と言われてしまいます。なんと、おばあちゃんの起こした連れ去り事件の噂が近所中に広がっていたのです。
噂は近所だけでなく小学校にも広まり「お前のばあちゃん、ハンザイシャかよ!」と詰められる幸太郎くん。さらに、「幸太郎の家族…みんな変だよ!」とクラスメイトに言われてしまいます。その後、帰宅するとおばあちゃんが近所で噂され、何を言われるか怖いと泣き「私たちは、何も悪くないのに…」と呟くのでした。
加害者少年が驚きの行動に!
月日は流れ、歯を折られてから半月が経とうとしたころ友人に「あのあ話聞いた?」と問われるほや助さん。話を聞くと、幸太郎くんのおばあちゃんは噂に耐えられずノイローゼ状態となり引っ越すという内容でした。
友人と会話をしていると、ほや助さんの担任先生に声をかけられます。先生の隣には幸太郎くんの姿ありほや助さんは文句を言われるのではとドキッとしてしまいます。すると幸太郎くんの担任の先生も現れ「幸太郎くんの口から伝えたいことがあるんだって」と切り出します。すると幸太郎くんはしどろもどろになりながらも「ごめんなさい!」と謝罪をします。続けて、周りからおかしいと言われたことをきっかけに、自分の家族が変かもしれない、変わらなければならないと思ったと言い改めて謝罪をするのでした。
明日の引っ越しの前にどうしても謝りたかったと聞き、ほや助さんは幸太郎くんに向かい「許すよ」と言うのでした。
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周りの声を受け止め、変わらなければならないと気づいたとき、とても怖かったと思います。しかし、そのことをから目を背けずほや助さんに謝罪をし大きな一歩を踏み出した幸太郎くんはとても素晴らしいですよね。どうか、家族の意見に流されず物事の良し悪しを自分の力で判断できるようになって欲しいですね。